By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

令和6年(2024) 4月12日の渓流釣り (完敗でございます・・・・)

つ、つ、釣れない・・・・

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令和6年 (2024年) 4月12秋田県藤琴川下流

                   早口川下流 

【天候】晴れ

【気温】早口川午前9時30分・15℃ 

    藤琴川午前12時   18℃

【水温】早口川8℃

    藤琴川9℃

【水質】良好

【水量】少し増水

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【暖冬で甘く見ていた・・・】

12日金曜日、大館市の早口川に行ってきたけど、水量は多いし水温も少し低めで、ともかくも本流で釣っていた。

しばらくすると早口ダムの広報車が「ダムの放流を始める」、と呼びかけが始まった。

ただでさえ増水気味なのに、ダムの放流が始まれば万事休す、支流はこれまた増水気味で、水温は8℃なのでここでの釣りは諦めた。

大急ぎでホームグラウンドである藤琴川に戻ることにした、でも1時間もかかる、到着時間はほぼ12時頃。

 

ここでも増水で流れのスピードが速い、要所を選んでクルマで移動しながら釣るけど釣れない。

オレはもう頭に値が上がっているから、ルアーはとにかく持っているルアーを、取っ替え引っ替え使った。

スプーン大小、ナッゾジグ、フローティング・ミノー、サスペンド、シンキングミノー、何度も何度も根掛かりさせた、そのつどなんとか外した。

一番自信のあるポイントでも、まったく反応がない・・・モウ全敗だった。

サクラマス釣り師がイッパイ、増水で川に入れないのでほとんどの人が岸からの釣りになり釣りにくそう、写真は海で釣ったサクラマス、これは持ち帰って家族全員で食べた、美味かった

サクラマスの思いで】

14日の日曜日は町内の清掃日、米代川の堤防のゴミ拾いに行った。

堤防に行くといる、いる、サクラマスの釣り師達、空き地にはズラリと並ぶ県外ナンバー、一緒にゴミ拾いしている爺様、婆様の関心事は、サクラマスは食って美味いかマズいかだ、オレは美味いと言って教える。

桜が咲く頃にやって来るから「桜鱒」、美しい名前をもらったもんだ、実際その姿も美しい、桜鱒が身にまとう銀色は儚く、釣り上げた魚体を持ち上げると、桜吹雪が舞うように銀の鱗が散るように取れる、これがさらに釣り人の感性を捉えて放さない。

 

小学生のとき素手で、サクラマスを捕らえたことがある。

家は米代川のすぐそばだったから、米代川でよく遊んだ。

あるとき淀みの中で動かない魚がいた、オレはとにかく全身濡れながら、正体不明の巨大魚をすくい上げた。

長旅で体力を使い果たし絶命寸前だったのだろう、「彼女」は一切の抵抗をせずにオレの両腕に入った。

大人達は「マスだ、マスだ」といって騒いでいたけど、オレは興奮していてどんな魚なのかそれどころではなかった。

今考えるとあれはサクラマスだった、そしてオレの記憶から消えることはなかった。

これはイワナ44㎝、50㎝くらいになると面構えに威厳というか呪術的な凄みが出てくる、とてもじゃないけど塩焼きで食うとか怖くてできないし、腹割いて胃袋を見るなんて、やってみたいけどヤッパできない恐いのだ、八郎太郎のようになるカモしれない


【虫しか喰っていないのに、ドーしてミノーに反応するのか】

で、渓流釣りに戻る。

渓流釣りでのフライフィッシングでは、マッチ・ザ・ハッチという言葉があるけどルアーではマッチ・ザ・ベイトという言葉はない。

渓流釣りを始めた頃、イワナ、ヤマメは結構塩焼きで食った。

イワナ、ヤマメの胃袋の中身を見ると、ほぼ虫が入っている、川虫、トンボ、バッタ、ギョッとするくらい大きいのはセミ、渓流釣りは長いけどイワナ、ヤマメの胃袋から魚が出てきたことはただの一度も無い。

けれども、小魚を追い回すイワナは何度も見た、ヤマメでは見たことがない。

 

イワナ、ヤマメの主食は虫なのだけれど、なぜかミノーは夢中で追いまわす。

思うのだけれどビック・ワンとよばれるくらいの大型のイワナなどは、完全なフィッシュイーターになっているのではないだろうか?

イメージ的にビックワンが、チマチマ虫なんか喰っていないじゃないか、やっぱりビックワンはステーキを喰っている、そう思えてならない。

で、ビックワンと呼ばれる超大物が動き回る時がある、それは増水して濁りが入るときである、たぶん、たぶんだけど狩りに出だすときじゃないかと思っている。

 

オレは食って美味い中サイズのイワナ、ヤマメは喰ったけど、大型は全てリリースした、なので大型の胃袋は見たことがない。

 

何を書こうとしたのか分からなくなった、今回の釣りはただの一匹も釣れなかった、もう一息の減水が必要である・・・・そんな感じ。

ヤマメ29㎝、この精悍な顔立ち、ホント役者向きだとつくづく思う、一撃離脱のスピードは天下一品、読み合いだまし合いの相手としても天下一品、この顔でチマチマ虫なんか喰ってるとは思えない・・・マァあまりにも独断と偏見過ぎるとは思うけど。

スプーンはフォレストのマーシャル渓4.8g、カラーはイワナカラーでホント光の当たり具合でそっくりに見える、このイワナはルアーをイワナとして喰ったのか、それとも虫としてか水中生物として喰ったのかどっちだろう

 

令和6年(2024) 4月6・7日の渓流釣り (キラキラブレードも試してみたけど・・・・)

ウェーダーのフェルトソールが取れた、まだ一匹も釣っていないのに

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令和6年 (2024年) 4月6秋田県藤琴川下流域・7日秋田県藤琴川やや上流域

【天候】晴れ

【気温】6日午前9時30分・10℃ 7日午後1時・20℃

【水温】6日午前9時30分 ・5℃  7日午後1時・9℃

【水質】良好

【水量】少し増水

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【フェルトソールが取れた】

9時30分から釣り始める、水温は5℃だけど毎年こんなものだ。

2時間釣っているけど釣れない、場所も何度か変えたけど釣れない。

歩いているとき違和感を感じた、微妙な違和感が足に感じた、オレはすぐに足元を確認した。

ガーーーーーン、フェルトソールが取れ掛かっている、これからシーズンが始まるのにこれかよー、試しにチョットだけフェルトソールを引っ張ると、全部取れた・・・・・。(・_・)

まだ一匹も釣っていないのだ、この状態では確実に転倒する、予備でストッキングウェーダーはクルマに積んでいる・・・けどシューズがない。

ウェーディングシューズを自宅に取りに行くか迷った、しかし時間がもったいない。

 

ストッキングウェーダーをなぜ履かないかといえば、面倒くさいからだ。

その点ブーツ一体式ウェーダーは、脱着が「超」が付くくらい楽チン、面倒くさがり屋のオレにとって打って付けのウェーダーなのだ。

【枝沢に入る】

釣りの話にもどる、オレは最悪の状況を想定し本流を諦め、小さな枝沢に入ることにした。

5.6fのロッドのまま枝沢に入った、当然のことだけどロッドを振りにくい、オマケにオレは本流好きの枝沢嫌いの人間なのだ。(笑)

片足フェルトソール無しは、例え枝沢であってもよく滑った。

けれども悪いことだけではなかった、枝沢の水温が10℃もあるのだ、オレは急に嬉しくなった。

イワナ25㎝だけど痩せている、もの凄いスピードでスプーンを喰いに来た

 

【枝沢のイワナ

キャストするといるいる、水深は浅いため警戒心は高い、スプーンを追うけれど最初の1回だけ、二度目は出てこない。

サイズが小さいのが多く、上手くフッキングしない。

オレはイライラしだした、枝などの障害物が多く、キャストしにくい、何度も枝にラインを引っかけた。

そのうちオレはここでの釣りを止めようと思った。

地を這い回るツタに、ドーにもコーにも我慢できなくなったのだ、そのツタが沢の流れに入っていたりで、何度も足を取られた。

25㎝のイワナを釣って帰ることにした。

枝沢で使ったスプーン、フォレストのMIUネイティブのイワナカラー3.5g、インクス・レーベルのナッゾブレードはウィロー型の0番、フックはがまかつ丸呑チヌ4号自作、刺さりは抜群

 

【ストッキングウェーダーで再度挑戦】

けれども、なんか不満が残る、それで明日再度行くことにした。

午前中に用事を済ませて、ストッキングウェーダーとウェーディングシューズを持って日曜日の午後1時から釣り始めた。

水温9℃、晴天で午後のせいなのか一気に水温が上がっていた、悪くない条件だ。

終了時間午後3時までになんとか一匹だけでも釣りたい。

結果どうであったか・・・・・・、まるでダメだった。

キラキラブレードも試してみたけどダメだった、まだシーズンが始まったばかりだ

ちなみにキラキラブレードはこんな風に光を反射する、ナントも魅力的ではあるけど、写真では上手く映っていないけれど、もう少しカラフルに光を反射するようである

 

令和6年(2024) 4月1日の渓流釣り (うれしい解禁日、イワナ一匹だけど満足)

始まった渓流釣り、とにかくうれしい短い6カ月が始まる、オレはとにかく水の側にいるのが楽しい

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令和6年 (2024年) 4月1日 秋田県藤琴川下流

【天候】曇りのち雨

【気温】午前9時30分・6℃

【水温】午前9時30分 ・5℃

【水質】やや白く濁る

【水量】増水

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【解禁日は雨】

待ちに待った解禁日、3日前に様子見で行ってきたときは、増水もなく川通しで釣り上がれると思っていた。

4月1日解禁日、行ってみると白く濁って雪代が入っていて、まさかの増水。

白神の山を見ると雪が無い、あっという間に雪が無くなっていた。

 

釣り場に着くとパラパラ降ってきた、平日の月曜日誰もいない、本流にはたぶんオレ一人しかいないようだ。

増水で思うように釣れない、すぐに場所を変えた。

流れ込みだけど水深がある場所、ここの反転する流れにスプーンを入れた。

使ったスプーンは、フォレストのマーシャル渓4.8g、カラーはオレンジ色の入ったイワナカラー、これにインクス・レーベルのナッゾブレードで、ウィロー型ブレード0番を前後に付けた、カラーはシルバー。

初ヒットはイワナ31㎝、シルバーのボディが美しくサビが全くない、フックをはずのを忘れるくらい綺麗だった

 

【ヒットが分からない】

2投目で来た、正直喰った瞬間が分からなかった、「何かオカシイ」そんな感じだった。

とにかく軽く合わせた、ゴミかと思ったが2回目、今度は大きくアワセた。

ヒット、ヒットしている、オレは焦った。

オレも、何かオカシイと思ったけど、イワナも同じく「何かオカシイ」と思ったみたいだった、双方共に何が起こったか分からなかったみたいだった。

 

強い流れの中寄せてくると、イワナだ、それも良型のサイズだ。

なんせしばらくぶりのネット、何度も失敗した。

シルバーに輝くイワナは、サビのない姿は何度見ても美しく、オレはフックを外すのも忘れて見とれていた。

スプーンはフォレストのマーシャル渓4.8g、カラーはイワナカラー、解禁日から間もないときは大きめのスプーンで目立つ色で釣りを考える、このオレンジ色の入ったカラーはイワナ、ヤマメが瀬に入るまで大活躍、ブレードはインクス・レーベルのナッゾブレードでウィロー型0番

 

【沸き立つ水面と強風】

サイズは31㎝、この後天候が急変した、雨とアラレが降ってきた。

水面は沸き立ち、強風が吹いてきた、風は容赦なく手から体温を奪っていき、かじかんできた、ここで終了することにした。

9時30分から釣り開始で11時で終了、わずか90分の釣りだったけど満足した。

正面の山が雨とアラレで白くなった、寒くて帰ることにした、山は雨とアラレでも街に戻ると青空の晴天、本当に溜息が出る、山と街では嘘みたいに天気が違う

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【インクス・レーベルのナッゾブレード】

このブレードはもうオレにとって、なくてはならない逸品。

ウィロー型ブレードがお薦め、スプーンに付けるのだったらサイズは0番、ミノーだったら00番がお薦め、カラーはシルバーから始めるのが最良。

ネット販売は下のリンクから。

www.fish-in.info

見えない糸ピンクフロロ・・・・ホントかよ(嘘でも欲しーーー、使ってみたい〜〜〜〜)

DUELがイバル見えない糸、欲しぃーーーーーほ、ほ、本当に見えないの?

【今年はコッパー色のブレードを買ってみた】

今年は少し試したいことがある。

まずはブレードのカラーを変える、あと一つはリーダーの色を変えるとりあえずこの二つ。

インクス・レーベルのナッゾブレードは3色あって、シルバー、ゴールド、コッパーの3色が発売されている。

発売され真っ先に買ったのがシルバー、次の年はゴールドを買った、理由は水質や時間帯を考えだけど、深く考えてのことではない、軽い考えでのことでゴールドもあったほうが良いかー・・・そんな感じだった。

渓流釣りでブレードを使い始めて今年で4年目、コッパー色が欲しくなった。(笑)

セッセとフックを作っている、針はがまかつ丸呑チヌ4号で刺さりは大満足

 

【色を考えるとキリがない】

スプーンを使っていて思うのだけれど、スプーンの裏側の色はどうやって決めているのだろう?・・・と思うことがある。

オレはルアーの色のことは深く考えないようにしている、考え出すとキリがないからだ、だから意識的に色のことは必要最小限にしている。

印象派を代表するフランスの画家クロード・モネは、「睡蓮」の連作を山のように書いている。

キリがないのだ。(笑)

ハーフヒッチャーがない場合、芯を抜いたボールペンでも代用できる

 

【消える糸】

でも、でも、最近ネ、気になることが出てきた。

DUELから発売された、「魚に見えないピンクフロロ」だ、気になるーーーー。(笑)

商品には「磯ハリス」とある、塩水と真水は違うのかヨーーと思ったけど、これが欲しィーーーー。\(^O^)/

ト、いうことで買うことにした。(笑)

 

今使っているラインは、バリバスのアドバンス・サイトエディションで、カラーはライトニンググリーンカラー、縮めると要するに蛍光黄緑だ。

この蛍光黄緑ラインに必ずリーダーを付けている、蛍光黄緑ラインを直接ルアーに結びたくないのだ。

なぜならば、魚達にバレバレで「おバカー」、と思われるのが恐いのだ。(*^_^*)

で、リーダーにダイヤフィッシングの「漁師も確認!水中で消える」ジョイナーボスメントを使ってるのだ。

リーダーを使わずとも釣れるのは知っている、が、しかし、しかしだオレは嫌なのだ、見えないリーダーが良いのだ。

今使っているリーダー用ラインはジョイナーボスメント1号、色はライトブラウン、50m巻きでこれをシーズン中に使い切る、ブラウンとピンクどっちが見えないんだろう?

 

【DUELがイバル、ピンクフロロ】

DUELの説明によると、波長範囲を幅広くカットとカラーフィルター効果で(これがよく分からない)魚には見えなくて、人間サマにはよく見えるラインなのだそうだ。

DUELがイバルこの「魚に見えないピンクフロロ」が欲しくて上州屋に行ったけど無かった、ついでにがまかつの「丸呑チヌ」の針も置いてなかった。

ナもんで、まとめてアマゾンに注文した。

解禁はもうすぐ、あっという間の6ヶ月が始まる。

5年目のダイワ・バリスティクをバラす、そしてストラディック (ストラディック、少し褒めすぎた・・・・\(^O^)/)

久々の海、少し興奮してルアーを結んだ後ラインをベールを潜らすのを忘れてしまった、しかたなくスプールを外したせっかくドラグを調整したのに・・・・トホホ

【今年で5年目のバリスティク】

ダイワ、バリスティクLT2000SS-XHを使い始めて、今年で5年目であっという間の時間が経った。

長いことシマノのツインパワーを使っていたので、ダイワのカーボンのザイオンが分からなかった・・・・ザイオンって、ナニ? (笑)

使って分かったのは圧倒的な重量の軽さ、巻き始めの軽さ、それに感度もよかった、これからはカーボンがどんな形で、釣具の世界に入ってくるのか気になる。

シャフトにネジ止めされている0.9㎜のイモネジを外す、ダイワのベールは少し太めなので
傷が目立つ、外側なので良いのだけれど

 

【バリスティクを分解】

カタログ上からは消えてしまったけれど、バリスティクを使って4年、トラブル無しできたし、メンテナンスといってもオイルを差すくらいで、一度もボディを開けなかった。

今年は5年目なので、バラしてグリスアップすることにした。

 

開けてみると綺麗なもので、グリスを入れ替えて組み上げた、ベールの戻りが少し悪くなってきたので、ベールの付け根の部分(アームカム)を開けてグリスアップした。

トルクスドライバーは8番6番が必要、✚ドライバーは0番と00番が必要

 

【ツインパワーから消えたモデル】

で、今年で5年目のリール・バリスティク、2024年のカタログで次期渓流釣り用リールの候補を探してみた。

ギヤ比6対1を中心に見ていく、シマノから見てゆく、まずはステラC2000SHGはギヤ比6で最大巻き上げ長が80㎝、買えないので深く考えないようにして(>_<)、ツインパワーを見てみる、そして驚いた。

ツインパワー2000番でギヤ比6が消えた・・・・あるのはC2500SXG、ギヤ比6.3のみ、消えたのはもちろん商売にならないからだ・・・・?

ヴァンキッシュC2000SHGでギヤ比6.0、最大巻き上げ長81㎝、そしてストラディックはギヤ比6.0はある、他のモデルでも2000番ギヤ比6.0は存在する。

なぜかツインパワーだけが2000番ギヤ比6.0がない。

 

じゃーぁ、ダイワはどうなのか。

イグジスト、セルテートには2000番ギヤ比5.8はあるが6.0はない、最大巻き上げ長は76㎝、充分に許容範囲。

2000番ギヤ比6.0以上は、ルビアス、フリームス、レグザ、レブロス、レガリスになる。

バラしてゆくとこんな感じ、トラブル無しで4年間、ご苦労様です

 

【ストラディックを持って海に行く】

で、ここで話は変わる。

ストラディックを持って海に行ってきた、待ちきれなかった。

2年間海に行っていない、3年目久々の海は風が強く、容赦なく体温を剥ぎ取ってゆく。

ロッドにストラディックを付けて、早くこのリールの素性を見たかった。

釣りにはいろいろな要素が関わり合う、ロッド、ライン、フック、ルアー、これらの役割を一個の道具リールが側面から支えることになる、一生の間に一度有るか無いかの大物を上げるため、最後の最後にモノをいうのがリールだと思っている。

 

ロッドにストラディック4000XGを付けラインを通す、ベールを起こし指でラインを取る、キャストする、ルアーが着水、ハンドルを回す、ベールが返る。

リーリングを開始、このリールは有機的な回転感をオレに伝えてくる。

全ての動作が予想していたように動く、不自然さがない・・・オレは驚いた、わずか2万円くらいでこの性能を手にすることができるのだ。

ドコを見ても安っぽさというのがない、満足できる見た目、ベールを起こす、ベールが戻るこれらの操作は、童心に帰れそうなくらいメカニック的で心をくすぐられる、それでいてハンドルを回すと有機的な回転感が心を捉えて離さない・・・。

少し褒めすぎだ。(笑)

 

もうツインパワーに2000番ギヤ比6.0がないことなど、ドーでもよくなってしまった・・・・と思えるほどストラディック4000XGの出来はよかった。

ステラ、イグジストが到達した頂点より、誰もが無理せず買える価格で我慢せず使えるリールが出たことが、オレにとって驚きだった。

ストラディックC2000SHGがオレの頭の周りを、グルグル回っている・・・・こ、こ、困ったもんだ・・・。

シマノのリールは直線的なデザイン、個人的な感想だけどガンダムを連想してしまう

 

貧乏生活におけるフックとラインの考証(^^ゞ (フックは研いだ時点で寿命)

自作フックがまかつの「丸呑チヌ」、摩擦ゼロ感覚は嘘ではない、でも一番のお気に入りはスパットテーパーと呼んでいるロングテーパー、このデザインがとにかくイイ、必要最小限のカエシもネ

【縁の下の力持ち】

フックのことでネットで調べていると、意外なことが判った。

gamakatsu movieで釣り針の動画が出ていて、タイトルが「釣り人にとって針とは何か」11ヶ月前に公開で、7122回の視聴になっていて、コメントが1件で内容が悲観的だった。

たったの7000回+α、竿やリールと比べると地味な存在であるフック、でもなー。

少ないヨ。

 

自作フックの動画サイトを見ていても、和針(餌釣り用針)のミミ、またはタタキの使い方を知らない人がいる。

西洋人は針の端を曲げ「管」を造り、そこに糸を通した。

日本人は針の端を叩き広げ、ミミを造りそこに糸を結んだ。

昔は針も貴重品で刺さらなくなると、当然のごとく研いだが今はハッキリいって消耗品だ。

今でもたまにフックを研ぐ事があるけれど、元の刺さりには絶対に戻らない。

【貧乏生活におけるフックとラインの考証】

昔フックを研ぎまくったことがある。(笑)

子供が生まれて間もない頃、入った金は子供に掛かり、釣りに掛ける金が激減してしまった。

竿やリールは別として、困ったのが消耗品のラインとフックだった、涙ぐましい努力をした(笑)、無い袖は振れないノダ。

今でもやっているのが100mラインを、半分の50mに(渓流釣りはこれで充分)切りリールの下巻きと結ぶ、これを2ヶ月間使う、一ヶ月に4回釣りをするとして、2ヶ月間だと8回使える、昔はもっと使った。(笑)

100m巻きスプールが2個あれば、ワンシーズン使える、100m巻きが仮に1000円だとして、一ヶ月250円で使える・・・・こんな計算するのはオレだけだろうナー。

もう全てがセクシー!、少しのカエシとわずかに内側向かう針先がタマラナイ(笑)

 

【消耗品・・・汝の名はフック】

で、問題はフックだった、研げば研ぐほど針先が短くなってくる。(笑)

フックの性格が変わってくるのだ、何かオカシイぞ、何かが違っている。

フックはとても繊細で、微妙な道具だと、それこそ何とナーク思えるようになった。

けれども、現実はシビアだった、針掛かりしなくなった。(笑)

今では刺さらなくなったら針の寿命というよりは、1回研げばそこで寿命だと思うようになった。

針の硬度より、針の表面処理の仕方が刺さりに、ダイレクトに影響するのではないか・・・と思うようになってきた。

研げば表面処理を剥ぎ取ってしまう、メッキなどとは違う何かが取れてしまう・・・と思っている。

ラインを巻くと23ストラディックはさらにカッコよくなった(笑)カラーパターンの入ったYGKのPEラインはレインボーカラーを連想させて、ストラディックをさらにメカ、メカぽくさせる(^_^)

 

【予想よりもデキが良いストラディック4000XG】

新しく買ったシマノ、ストラディック4000XG、これはいいリールだと思う。

何よりもデザインがいい、ガンダムを連想させるフォルム、カッコイイ。(笑)

ラインを買った、メーカーはYGK、ジグマン1.2号、25lb、300m、1色10mで5色が連続で繰り返される。

もう2年間も海で釣りをしていない、サクラマスのファースト・ランはもう始まっているから行ってみたい。

2月にはこれっぽっちも降らなかった雪が3月になると突然降り出した、外は雪

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【ディア・オールド・ストックホルム

こっちには熊や鹿はゴマントいるけれども、こんな羨ましいお店はない、こんなところでライブの音楽を聴きたい。

大阪にはこんないい場所があるんだなーーー。

www.youtube.com

 

か、か、買ってしまった23ストラディック4000XG (シマノと大阪の文化)

買ってしまった23ストラディック4000XG・・・13セルテートも替え時だったから

か、か、買ってしまった

一目で気に入ってしまった23ストラディック、こんなにもカッコイイとは思ってもみなかった。

上州屋で購入して家で回してみる、ベールを上げる、上がった音がする、ハンドルを回す、ベールが戻ってカーンという音がする、アァーSHIMANOだ・・・、この一連の動作がとても気持ちが良い、なぜか気持ちが良いのだ。

ゴチャゴチャうるさいと、なぜか思わないオレが不思議だ。

こういった造りは本当にシマノは上手い、お世辞抜きで上手い。

シマノと大阪】

シマノは大阪の会社だ、オレには大阪に友人、知人、親類はいない、けれども、シマノには時々大阪の文化を強烈に感じる瞬間がある、理由は判らない、判らないのだ。

松下電器パナソニックは大阪にある、そのパナソニックは内に「大阪」を秘めた会社だと思っている、だからこそ激動の昭和、平成を生き抜いて来られたと思う。

各パーツの精度や組み立て精度は文句なし、各工程頑張ってやったと思う、ご苦労様

 

【私の知らない世界・・・大阪】

大阪の文化って何だろう?、東北の秋田に住むオレにとって、一度も行ったことのない大阪は「私の知らない世界」なのだ。

けれども考えてみる、きっと心の意識しない領域をキッチリ掴んで離さない・・・のではないのか、捕まえられた本人さえ判らないくらい巧妙に。

【東北の師団と大阪の師団】

アメリカと日本が、パプア・ニューギニアでドンパチやっていたとき面白い話がある。

米軍は日本の司令部を集中爆撃して、指揮系統をズダズダにして日本軍の兵力を弱めようとした。

ところが、ところが日本軍司令部の機能を麻痺させると、逆に日本軍は強くなると米軍はいっているのだ。

つまり上からの命令より、各自勝手にやっている方が日本軍は強かったらしい。

特に、関西系の人間が多くいる部隊はその傾向が強かったみたいだ。

終戦間近になると精神主義に固まってしまい、上からの命令で嫌とはいえず、この通りにやるなと強く思い作戦を打電するのだけど、東北人の部隊はその作戦通りにやって、全滅になるのだそうだ。

ところが関西系の部隊は、そんなおバカな作戦はできないと否定し実行しない。(笑)

 

パプア・ニューギニアには東北の師団がいて、フィリピンには大阪の師団がいた。

大阪の師団は、特に上からの命令がない方が、各自機転を効かせて戦った。

なので、米軍からすれば手強かったのは大阪の師団で、作戦通りに戦った東北の師団は弱かったと米軍はいっている。

当時の日本の両師団の評価は、米軍とは逆になっていた、東北人はバタバタ死んでクンショーをもらっただけだ。

要約すると大阪は机上の空論より、行動の結果を優先するのだろう。

本当にカッコイイし誰が使っても納得できるリール、シマノはやる気なのだ

 

シマノの真意ストラディック】

話を釣りに戻す。

ストラディックのスペックを見ていると、シマノの本心はここにあるのではないかを思ってしまう。

ここ、ストラディックを押さえていれば、自由に戦えると・・・そんな気がする。

メタルボディは弱いはずもなく歪まない、ハンドルを回せば他の選択肢はないと思えるほど、これを選んだ事が正解であることを告げる。

偉大な汎用機種と成れるか?、ステラ、ツインパワーでコケてもストラディックが健在ならば、やり直しは効くはずだ、ゼヒ、是非とも「偉大な汎用機種」の道を歩んでもらいたい。

 

渓流釣り解禁前に、一度海に行ってみたいと思っている、ストラディックを持って。

で、最後にストラディックの箱を開けてビックリ、ハンドルも本体も裸のまま箱に入っているのだ。

「ホヘーーーーーー」せめてサ、薄ーーい、ビニール袋でいいから、入れてヨ。

これからシマノを背負って立つ機種なんだからサー、「馬子にも衣装」って、知っているよネーー。

ユーザーの恨み辛みは、こんなとこから始まるんだからサーー。(^_^)

今まで使っていたダイワの13セルテート3012H【】マグオイルは吹っ飛んでしまったけどまだまだ使う