By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

ウナギの皮とプラグ (一度は使ってみたいウナギの皮)

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〖ニュースサイトしらべぇから〗 これがヤツメウナギ、コイツの皮をミノーに張ろうとしたが・・・・・・断念オレにはできない、この手の形状には固まってしまう

【ウナギの皮とプラグ】

海でのルアーフィッシングを始めた頃、オレは海用のルアーロッドを持っていなかった。

しかたなく引っ張り出したのが、1.5号の磯竿でダイワのレッドヘッドのミノーを投げていた。

結構飛んだ記憶がある、ルアーの重さを充分磯竿に乗せ、磯竿の反発力を妨げないようにキャストすると、よく飛んだ。

それでヒラメを釣っていた、当時のヒラメ達はとても気前がよく、レッドヘッドに食いついてくれた。

 

そんな時、ダイワのテスターであった西山徹氏が書いた「海のルアー・フィッシング」に、アメリカの例としてプラグにウナギの皮を張り付けることがあると書かれていた。

これに何故か強い興味を持ってしまった。

早速ウナギの皮を探し回ったが、これがない。

諦めかけていたとき、以前にヤツメウナギを捕っていたことを思い出した。

 

【似たようなヤツメウナギ

アレならなんとかなりそうだ。

米代川にはよく、ヤツメウナギが遡上していた。

しかしだ、あの手のクネクネした生き物は、情けないことに超苦手なのだ。

アレをさばいて、皮を剥ぐには拷問に等しかった。

以前にとっ捕まえていられたのは、調理は母親がやっていたからなんとかなった。(笑)

 

それで、泣く泣く諦めた。

それからウナギの皮はスッカリ忘れてしまった。

渓流釣りではスランプに入ってしまった、どうしてもつれない。

自分の実力を棚に上げ、釣れない原因をルアーに押しつけた。

そんな時、ウナギの皮がヒョイと頭に浮かんだ、ウナギの皮は入手できないが、釣具店で見た「魚皮」が頭に浮かんだ。

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ミノーの代わりにフックに魚皮を付けることに落ち着いた

精神安定剤としての魚皮(^^)】

ハヤブサのカットハゲ皮を買い、スプーンのシングルフックに付けた。

それから何となく釣れるようになった、これが曲者で迷いがなくなって釣れるようになったのか、それとも魚皮なのか今でも判らない。(笑)

 

一旦これで釣れてしまうと、何も付いていないシングルフックだと、精神的に落ち着かなくなってしまった。

今では保険、精神安定剤、お守り、迷い払拭物、おまじない、みたいな感じになってしまった。

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写真ではよく分からないがスプーンのフロント側にフックを付けている、使った魚皮はナマズの皮で一投目から喰ってきた、スプーンはフォレストのMIU3.5g

ナマズの皮とナマズの顔】

ナマズの皮も売っていたので、買ってみたところ、これがなんかよく釣れそうなのだ。

データ取っているわけでは無いので、何となくとしかいいようが無い。

ナマズのあの顔、何となく釣れそうではないか。(笑)

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左から、フォレストのマーシャル渓4.8g、同じくMIU3.5gグリーン、同じく赤

以前からスプーンを小魚だと仮定すると、頭か腹を狙って食いつくのではないだろうか?と思いスプーンのフロント側にフックを付けてみた。

細長いマーシャル渓だと、結構フロント側のフックに食いついてきた。

冗談ではなく本気でスプーンにアイでも付けようと思っている。

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【ストリート・ピアノ 演奏者ジェイコブ・コーラー】

この人のピアノが好きでよく聞いている。

川下りの船にピアノを乗せて演奏しているのには驚いた。

日本での生活は長く、来た当時は結構な貧乏生活を送っていたらしい。

意外にも釣りが趣味で、渓流釣りもやっているそうだ、アメリカにいるときは父と兄弟でマス釣りをやっていて楽しかったという。

銀山温泉では橋の上で演奏しているのは、一釣り人として何となく理解できる。

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戦場のメリークリスマス

坂本龍一の代表作で、日本的な旋律を内に秘めた傑作。

 

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千と千尋の神隠し

このヤマハのピアノ、いい音出るなー。

ヤマハがスポンサーみたいだから、チャンと調律してあるんだろうけれど、ホントいい音。

竿の取扱説明書はどうしてあんなにツマラナイの! (手書きのメッセージに感激してしまったこと)

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最近、気に入った説明欄で矢印がそれ(笑)、「前代未聞」「神ジグ!」、オーなんたる自信の表れ、こんなチョットしたことがユーザーとメーカーを繋ぎ止める

【ロッドの取説はツマラナイ】

竿もピンからキリまである。

大量生産の廉価版から目ん玉飛び出るような高額のバンプーロッドまで。

高額なロッドは買ったことがないから知らないけれど、どうして竿の説明書はあんなに、素っ気ないだろう。

まぁ、確かに切り替えボタンとかあるわけでもないし、説明のしようがない商品ではあるけれど。

でも何かが欲しい、例えばこのロッドは「この俺様が設計した」とか、「夜も寝ないで、昼寝して考え抜いたアクションだ」とか、生産者からのメッセージみたいなものが欲しいと思う。

「カーボン巻いて25年、その集大成としてこのロッドのカーボンを巻きましたゼ」というようなメッセージが添えられても良いと思う。

 

大昔、Nakamichiのオーディオ用のカセットデッキを買った時、取説の第一ページに「このデッキを開発できたことを誇りに思います」みたいなことが書かれて、ビックリしたことがある。

初めて生産者の顔が見えた瞬間だった。

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「Designed by Apple in California」がオレにとってはカッコよかった、写真は初代iPhoneのパッケージで、この黒のパッケージが一番よかったと思っている

我が家のパソコンなどは全部Appleで、iPadiPhoneなどにはドコにも「Made in China

」とはかかれていない。

必ず「Designed in California. Assembled in China」と書かれている。

「組み立ては中国だけドーー、コイツは俺たちが考え抜いて、最高のデザインで包んだんだ」

これはAppleが自社工場持っていない事もあるけれど、これは一種の誇りでもある。

「コイツは俺たちが考え、俺たちがデザインしたんだ」みたいなAppleのこだわりなのだと思う。

 

今はどうか知らないけれど、Appleは昔から大企業とか会社などの組織には、トント興味がなかった、興味があるのは個人、とにかく個人だった。

「下(普通の人々)を変えれば、トップ(社会)が変わる」、がAppleのやり方だった。

たぶんそれはAppleがパソコンを、カウンター・カルチャー(反体制として)と捉えていたからだと思う。

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写真はブログ「私がおもうところ。Gクラ使いでTKLM信者で、、、」から。自分も違う文面のメッセージがあったのだがドコにしまったか忘れてしまった。

【手書きのメッセージ】
話がズレた。

ある日、海で使うフィッシュ・グリップを探していた。

手頃なお値段で、日本製のウミボウズというメーカーのを買った。

驚いたことに、5,000円もしないこの製品に、手書きのメッセージが添えられていた。

紙質が良いとはいえないけれど、「小さな手書きのメッセージ」を手に取り、感激してしまった。

オレはこの手の演出に弱いのだ、思わずプライヤーもここのメーカーのを買った。

 

年取ったせいかもしれないが、やたら釣具のカタログスペックを追い求める傾向にある。

ユーザーとメーカーを繋ぎとどめるのは、カタログスペックではなくて、最終的には感性だと思うようになった。

例えば、例えばの話だけど5,000円の安物のカーボンロッドに、手書きのメッセージが添えられていたら、それだけで買ったユーザーの心にそのメーカーは残り続けると思う。

だからサ、竿の取説なんとかしろ!

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ウミボウズは兵庫県のメーカーだった、90日の保証期間も付いていた

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【ウミボウズ フィッシュグリップ】

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このグリップで掴んだ魚、ヒラメ61㎝、スズキ85㎝、ワラサ65㎝

何の不自由なく使えている、もちろんしっかりグリップできる。

この値段でケースも付いていて至れり尽くせり、ハッキリいって正体不明の中国製グリップは使いたくない。

以前に中国製日立のブラウン管テレビで、痛い目に遭った。(笑)

お薦めフィッシュグリップ、お試しあれ。

INX.label(インクス・レーベル)のナッゾジグを水槽で観察 (水平を保ちながら着底)

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ナッゾジグを水槽で観察 ナッゾジグ3.5g (ISO20000 f/8 1/400s)

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水深30㎝だと思うように撮影できなかった

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綺麗に水平を保ちながら着底(水槽を掃除したが思うように綺麗にならない)

 

【水槽でナッゾジグを観察】

ナッゾジグを以前風呂に入りながら遊んでみたけど、浴槽だと上からしか見えない。

で、今回は横から見たくて、使っていない60㎝水槽をつかって観察してみた。

ついでだから、写真に撮ってみた。

今もっているミラーレスは1秒間、最大11コマだから何とかなると思っていたが、ならなかった、水槽の高さが足らなかった。

使えるのは3コマだけだった。

 

水槽の観察では、スプーンをリフト&フォールさせることを目的としている。

自分はスプーンをリフト&フォールさせる釣りを多用するためだ。

使用したものは、

・カルティバの耐力スナップP-20 サイズ0番

・ライン バリバス4lb (0.165㎜)

・水槽の水深30㎝

(ナッゾジグ撮影後、曇り空になりマーシャル渓、MIUの撮影したけど使い物にならず、今回は無し)

 

【スプーンは凸を下になって沈んだ】

以前から使っているフォレストのマーシャル4.8g渓も、ついでに観察してみた。

意外なことにマーシャル渓は水平を保ちながら綺麗に沈んでゆく。

ナッゾジグも水平を保ちながら沈んでゆく、両者の違いは沈下速度で、ナッゾジグはスーッと沈んでゆくのに対して、マーシャル渓はヒラヒラと少しユックリと沈んでゆく。

ナッゾジグもマーシャル渓も、出ぱっている箇所〝凸〟を下にして沈んでゆく。

これはスタンダードタイプのスプーンも同じ。

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左からナッゾジグ3.5g・フォレストのマーシャル渓4.8g・フォレストのMIU3.5g

写真に写っているカラーが塗装されている面を下になって沈んだ


【沈下速度をどのように生かすか?】

最盛期渓流魚は落ち込みの中や、流れの速い場所を好むようになる。

特に水深のある落ち込みでは、沈みにくいマーシャル渓では落ち込みの少し上流にキャストして、流れに乗せて一気に底に持って行くか、滝状になったところにキャストするかしていた。

けれども、全ての場所でこれができるわけではない。

 

いずれにしても、スプーンは投影面積が大きく、良くも悪くも流れの影響を受けやすい。

それは充分沈まないうちに、ポイントを通過することになる。

一方のナッゾジグはスプーンと比べ、圧倒的に投影面積が少なく流れを受け流し、一気に底に到達すると思う。

いずれにしても、渓流は流れが複雑で底の水流は想像するしかない。

ナッゾジグは流れの複雑さを、少しは省略して釣りを組み立てることができそうな気がする。

 

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スプーンで釣ったヤマメ29㎝これは,フォレストのMIU3.5gで釣り上げた

【ナッゾジグにはブレードが付いている】

リフト&フォールを想定していた、水槽の観察ではスプーンはヒラヒラがよく出ていいて、沈下速度は遅い。

それに対して、ナッゾジグは沈下速度が速く、ヒラヒラ感はないがその代わり、羽のように軽いナッゾブレードが付いている。

このブレードがどんな効果を見せるか、今から楽しみだ。

 

【ナッゾジグの内容】(フィッシュ・インからの画像をお借りしました)

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第二回目の予約も完売、かなりの人がこのルアーに可能性を見いだしていそうだ

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【INX.labelの通販サイト ナッゾブレード】

渓流のブレードを試したいお方、一度お試しあれ。

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www.fish-in.info

Amazon

Amazonでも購入出来るようになっていた。 

真冬の出来事 (アー勘違い編・こんなこと書いていいんだろうか?)

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天候が良いと釣り場のサーフに現れる「彼」、心底うらやましい

【恥ずかしい間違いの始まり】

これは昔々の真冬の出来事だ。

クシャミをするとモーレツに肛門が痛み出すようになった。

こ、これは一体何なのだ、一時的に動けないほどの痛みだった。

それなのにオレは、脳天気に暮らしていた。

 

で、ある日の朝起き上がろうとすると、脳天直撃クラスの痛みが肛門を襲った。

痔だった。

痔になって判ったことがある、それは筋肉は他の筋肉と綿密に連携していることだった。

少し動くにも激痛を伴った、しかたないのでソロリソロリとナメクジのように動いた。

【医者は嫌いだ】

この激痛地獄から解放されるには、ダーィ嫌いな病院に行くしかなかった。

オレは自慢するわけではないが、注射が嫌いなのだ。

なので、すぐ注射器を引っ張り出す医者が嫌いなのだ、さらにオレは血を見るのが卒倒するくらい嫌いなのだ、ついでに言うとトマトも嫌いだ。

 

すぐに妹に仕事を休んでもらい、大嫌いな病院に連れて行くように頼んだ。

なにせ真冬の道路は圧雪路で凸凹している、オレは悲鳴を上げながら長距離を移動した。

その病院ではすでに多くの患者さんで溢れかえっていた、オレはその日の夕方まで待つことになった。

【初めてのナプキン】

溜まった膿が神経を圧迫していて、簡単な手術ですんだ。

手術のあとに付ける鮮やかなピンク色の、クリーム状になった軟膏をもらってきた。

お医者はサラシでふんどしを作って、患部から薬がはなれないようにしろと、説明を受けた。

ふんどしを作るのが面倒なオレは、知人が雑貨担当のお店に行って、ふんどしの代わりになるものがないか尋ねた。

「これはどうだ?」といって渡されたのが、忘れもしないロリエ・オーバーナイトで、女性が使うナプキンだった。

オレはとにかく、試しに買うことにした。

前置きが長くなったけど、これが間違いの元だった。

本題に入る。

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ピントが少し合っていない(笑)

【ナプキンと両面テープ】

当たり前だけど見るのも、触るのも、使うのも初めてだった。

痛みも取れ、リラックスでき寝ることにした、布団を敷いて軟膏を塗る準備をした。

おもむろにナプキンを取り出すと、両面テープが付いていた。

両面テープのシールに驚くほど小さい文字が印刷されていて、オレは読んだ。

そこには「このシールを剥がし、シーツに貼り付けて下さい」と書かれていた。

これが間違いスパイラルの出発点だった。

 

早速オレは、シールを剥がしシーツにナプキンを貼り付けた。

そして、軟膏をナプキンに盛り付けようとした。

オレはフト疑問を持った、チョット待てよ・・・・。

オレはこの上に自分の尻を乗せる、で寝る・・・でも寝返りするよナー。

ソウすると薬がケツから離れる・・・なんかおかしい。

世の女性達は寝返りしないのだろうか?

イヤイヤそんなことはないはずだ。

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二月真冬のサーフで釣り上げたサクラマス、サイズは45㎝くらい、チョット小さい


【おバカなオレ】

何度もナプキンをシーツから付けたり取ったりしていると、毛羽が着いて両面テープが着かなくなってしまった。

何かが間違っている。

 

オレは最初からやり直すことにした。

両面テープのシールを剥がす、そしてシーツに貼る・・・ヤッパおかしい、何かが間違っている。

何度やっても、やっぱりおかしい。

何かが間違っている、何が間違っているのだ?

 

オレは深呼吸し、何度か目のやり直しをした。

両面テープのシールに書かれた、小さな文字をユックリ読んだ。

「この両面テープのシールを剥がし、ショーツに付けて下さい」?????。

ショ、ショ、ショーツ??!!!

 

ようやくオレは小文字の「ヨ」を認識した。

オレは「ショーツ」を「シーツ」と読んでいたのだ。

大体において、普通の生活で「ショーツ」の単語は、たぶん一度も使ったことがない。

「パンツ」って書けよナー、と思ってしまった。

か、書いてしまった、こんなこと書いていいんだろうか?

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【ACCA-13区 監察課】

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このアニメ、地味に面白かった、最近ひかりTVで再度見た

最近のアニメと違って、少し毛並みが違う。

けれど意外に面白い。

www.youtube.com

 

 

INX.label(インクス・レーベル)のナッゾジグが届いた (羽のように軽いナッゾブレードは期待大)

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注文したのはシルバー、ブラック、グリーンを各2個づつで、3.5g

【こんな形状初めて】

今日INX.labelのナッゾジグが届いた。

こんな形状初めて見た、注文した3.5グラムは思っていたより小さくもう一つ上のサイズでもよかったかな?と思ったが、瀬での釣りも考えたから思い直した。

 

塗装もとても綺麗、フックも綺麗、そしてブレード、このブレード羽のように軽い。

ブレードは別に購入したからだけど、本当に羽のように軽い、風のある屋外では飛ばされると思う、このブレードよくぞ造ってくれました、感謝。

 

フックは最初バーブレスでの発売だったけど、途中からカエシ有りに変更になった。

カエシは必要最小限で、カエシが必要な人には朗報かもしれない。

 

もうキャストしたくてどうしようもなかったけれど、真冬の二月だし止めた。(笑)

で、風呂に入りながらナッゾ・ジグで遊んでみた。

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台紙の裏の説明をご覧あれ、前代未聞はもう釣った気になる(笑)ワクワクしてます

【風呂に入りながら遊んでみた】

4lbラインにスナップを付け、それにナッゾジグを付けてやってみた。

驚いたのは落ちてゆく過程で、水平になろうとして水平になること。

とにかく落ちてゆく姿勢が良い、オレには小魚に見えてしようがない。

風呂の浴槽と渓流は違うけど、ルアーの持つ傾向はある程度判る。

 

このナッゾジグを購入したのは、スプーンの代わりになるのではないか?、だったけどヘビーシンキング・ミノーの代わりにもなるような気がする。

風呂場での限りでは、フォールの姿勢がとにかくよい、そしてトドメはナッゾブレード、これにつきるような気がする。

 

過去にスプーンにブレードを付け、釣りをしたことがあるが、まったく駄目だった。

それがナッゾブレードの出現で、新しい展開が開けそうな気がする。

今の渓流でブレード付けて釣りをしている人って、そうはいないような気がする。

当たればデカイ、いろいろな意味で、うまくゆくかは釣れてからのお楽しみ。

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ミノーとの比較、このシルエットの細さがタマラナイ

【久しぶりにときめいた】
新作のルアーを見て、こんなにときめいたのは何年ぶりだろうか、ひょっとしたらパニッシュ以来かもしれない。

砂漠のど真ん中で、理想の恋人に出会ったような気がする。(意味不明・笑)

 

あんまり褒めすぎると、釣れなかった時の言い訳を寝ないで考えなきゃならないので、ここいらで止めマス。(笑)

でも、よく晴れた春の日このナッゾジグで、イワナ、ヤマメを掛けてみたい。

新登場ダイワ21カルディアはこの価格帯の覇権を取れるか (ボディカバーの概念を変えたモノコックボディ採用)

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ダイワの21カルディアはやる気満々で、この性能で低価格使ってみる価値はある

【新バージョンZAION V】

昨年はバリスティックFWを初めて使い、ザイオン素材の可能性を実感した年だった。

今までは何が何でもメタルボディ信者だったけど、バリスティックFWを使ってからガラリと変わってしまった。

オレの中では軽さはそれほど重要ではない、少しくらい重くったって良いじゃないか。

なのだけれど、ザイオンがもたらす軽量化とボディー剛性は、素晴らしい感度をプレゼントしてくれた。

 

で、2021年ダイワは新しくZAION Vという、新しいザイオン・バージョンを出してきた。

だぶんカーボン配合を少し落としたのだろう、それを低価格帯に投入してきた。

一番目を引いたのが、CALDIA(カルディア)だ。

この価格帯でザイオンモノコックボディ、これは良い組み合わせだと思う。

 

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モノコックボディにリールカバーをねじ込む新発想で点から面で支える構造

モノコックボディはザイオンにこそ必要】

ザイオンより少し剛性が落ちたザイオンVを、モノコックボディでカバーする心憎い配慮。

シマノがボディ剛性でモタモタしている間に、ダイワは新しい視点でモノコックボディを手に入れてしまった。

モノコックボディが特許を取ったかは知らないけれど、この件ではシマノは後塵を拝することになった。

ダイワはこれで、リールカバーの概念を変えてしまった、マァよく考えたモンだと思う。

ナンセ、リールカバーを止めるネジ穴を必要としなくなったばかりか、剛性面でリールカバーを重要なパーツに昇華させてしまった。

 

シマノは世界最大の自転車のパーツ屋で、ギアの精度に血道を上げるのは理解できるけど、リールのボディー形状に新発想を持てなかったのは何故だろう?

それはともかく、ダイワはシマノより圧倒的に特許数が多い。

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【カルディアはこの価格帯の覇権を取れるか】

で、渓流用リールに使えるのはFC-2000S-Hだ。

ギア比5.8で充分に使えるし、ローターはZAION Vで巻きだしは軽く渓流ではその恩恵は大きい。

そして4lbラインが100m巻けるスプールは、初心者にとって扱いやすいと思う。

そして、ダイワ御自慢のマグシールドを抜け目なく搭載している。

ダイワはやる気満々だ。

 

実売価格は2万円を切ると思う。

バリスティックFWを使って見た視点から想像すると、21カルディアは初めての渓流釣りに使って損はないスピニング・リールだと思う。

そして、脇を固めるのはこれまたダイワ御自慢で特許を取ったATDドラグ、LC-ABS(ロングキャスト-ABS)、などなど。

面白くなってきた。(笑)

真冬の出来事 (オカルト編 後編)

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【食器とメッセージ】

オレは酒を飲めないが、友人はよくオレを誘って飲みに出かけた。

オレに出された料理の食器が、よく欠けていることに気づき始めていた。

「またかー」程度に思ってたが、度重なるとそうも言っていられなくなった。

 

この事が、ある種のメッセージであることに気がついたのは、おめでたい披露宴だった。

オレはまだ独身で、年齢的に近い友人、知人、親類の結婚式に呼ばれることが多かった。

何度も披露宴の席で、奇妙なことが起こった。

俺の席で出される料理が盛り付けられた食器が欠けているのだ、食器や乾杯用のグラスが欠けたり、ヒビが入っていた。

格式の高いホテルでの結婚式でもそうだった。

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【偶然なのか必然なのか】

あるホテルでの結婚式に出席することになった。

ついにオレは「あれ」が偶然なのか、それとも必然なのか確かめることにした。

オレは席に着き、周りを見渡した。

あるテーブルに乾杯用のグラスが、高く積まれているのが目に入った。

何気なしにその積まれたグラスを見に行った。

 

驚くことに盛大にヒビの入ったグラスが一個だけあった、それも目立つと思われる一番上に。

派手にヒビの入ったグラスなのに、誰一人として気づく者がいない、オレは呆気にとられそのグラスを見つめていた。

あのグラスはオレの席に置かれるのだろうか?

 

オレは席に着いた、乾杯用のグラスが運ばれてくる。

オレは静かにグラスが運ばれてくるのを待った。

目の前にグラスが置かれる、ある種の期待と不安を抱え、それを見た。

 

あった、目の前にあの盛大にヒビの入ったグラスが、あった。

オレは笑うしかなかった、実際少し声を出して笑ったような気がする。

オレはすぐにホールスタッフを呼び止め、交換を申し出た。

ホールスタッフは何度も頭を下げ、詫びを入れすぐに交換してくれた。

オレもなぜかホールスタッフと同じくらい、何度も頭を下げ、そして笑った。

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【メッセージ】

偶然ではなかった。

黙っていれば分からないものを、わざわざオレに向けてメッセージを送りつけたのだ。

あの二人からのメッセージだった、つまり・・・。

「片時もお前から目を離さない、狩りは終わったわけではない」と。

狩られる側のオレにとっては、イイ迷惑だった。

たいした能力があるわけではないし、気の利いた呪文を唱えるわけでもない。

圧倒的に状況はオレにとって不利なのだ。

 

オレは過去に区切りを付け、清く正しくヘラヘラ笑って、毎日を暮らさなければならない。

方法はそれしかなかった。

訳の分からない拝み屋風情に駆け込むのは、あの二人にとっては願ったり叶ったりに違いないのだ、お互い同業者なのだ。

悩みは時間が解決してくれた。

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「狩りは終わったわけではない」のメッセージは、たぶん今でも有効なのだろう。

「片時もお前から目を離さない」、は気が滅入ることだが、オレにとっては良い教訓になった。

時々ではあるが、彼ら二人からのメッセージを思い返して生活している。

だからどんな辛いときでも、ヘラヘラ笑って暮らすようにしている。