渓流釣りでよく食事をする、結構いろんな食事をした。
秋田の郷土料理の「きりたんぽ」は、元々マタギが考え出したといわれている。
捕った獲物の肉、季節の山菜、キノコなどが素材で、後は鍋一つあれば良いだけ。
今風に言うとアウトドア料理、結構簡単だけど味は意外と複雑な味だ。
一度だけ釣り場できりたんぽを作ったけど、ほんとアウトドア料理だと思った。
よく持っていくのがフランスパン、手頃なサイズのフランスパンが売っているので今は楽。
フランスパンに縦に裂け目を入れる、その裂け目に板チョコをギッシリ詰め込む。
それをラップでぐるぐる巻き、リュックに入れる。
夏場はリュックの中は蒸し風呂状態になる、するとチョコが溶け出しほどよくフランスパンに染みこんで、これが美味いし、コーヒーとよく合う。
なぜだかわからないけど、おにぎりを持っていくといった発想がオレにはない。
なぜだかわからない、おにぎりを持っていったのは二、三回しかない。
渓流釣りで毎回持って行くようになったのが、iPod。
なぜか、海釣りではiPodは持っていかない。
まさか山で動画を見られるとは、思っても見なかった。
山で聞く音楽は平地で聴く音楽とは違った広がりがある。
意外な印象を受けるのが、オペラ。
意外にもよく合うのだ、よく聞くのが、英国人女性キャサリン・ジェンキンス(メゾ・ソプラノ 訳・中間)が歌う蝶々夫人の「ある晴れた日に」。
釣りが終わって車までテクテク歩く時のお供は、昔は愛犬だった。
今はiPod、スローなバラードより、アップテンポの曲が歩く速度が同調して、車まで早く着く。
で、ジャズを聴きながら歩くと蛇行する。
どうせ誰もいない山の中だもの、気ままに歩きたい。
ちなみに歩きながらの音楽を聴くのは街では絶対やらない。
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クラシック音楽としては、異常なCD売り上げを記録した。
当然だけど唄は上手いし、オマケに美人だ、業界が指くわえて見ているはずがない。
ので、最近はポップスよりの曲を歌うようになった。
アビーロード・スタジオでの録音風景。
【海外の誰か】
彼女の国籍も名前も知らないけど、彼女が歌う姿がどういうわけかオレの釣りの姿にかさなる。
彼女もオレも好きなことやっているのだから・・・・・いいのだけれど。
ガンバレ、オレもガンバル。