切腹ピストルズなるバンドがあって、最初はセックスピストルズのコピーバンドくらいにしか思ってなかった。
ところがこれが和太鼓のグループだと知ってビックリしたことがある。
これが意外にも演奏が非常に良かった、和太鼓の原点を見たような気がした。
最近の日本の和太鼓は、ショーアップされててたいした興味もなかったが、切腹ピストルズは違った。
だいたい太鼓なんて原始的な楽器だと思っている。
けれども、しかし、和太鼓やドラムは一歩間違えば単なる雑音だ、ただ単にリズムを取る楽器ではない。
以前、アメリカ映画の「ドラムライン」を見たけど、文化の違いってスゴく大きいと思う。
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【ニューヨークのタイムズスクエアでの演奏】
太鼓って血とか文化などではなくDNAで演奏するモノだと思っている。
で、これほどシンプルな楽器って無いと思う。
ピアノも打楽器だけど・・・・。
ピアノは白人が作った最高傑作楽器だと個人的に思う。
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切腹ピストルズの演奏を聴いていて、なぜか縄文人のエネルギーの爆発みたいなのを感じた。
海外での演奏で白人達が両手を上げてジャンプしたりして踊っているのを見ていると、これって祭りなんだなって思ってしまう。
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この無秩序ぶりはいったい何なの、でもサイコー。
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今のような医療がなかった昔、病魔を退散させるためのエネルギーの爆発があったのが、今の現状と照らし合わせると何となく理解できる気がする。
外には出るな、人と話をするな、人を見たら感染者と思えみたいな風潮は、いずれにしても限界がある。
あんな出来の悪いチッポケなウィルスのため人間様は仕事ができない、ビンボウになるは、咳ひとつするにも気を使う現在、鬱積された感情のはけ口はどうにかしたい。
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おばあちゃんが「体が覚醒して悪い気を追いだした」の言葉、何だか分かるような気がする。
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