By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

ダイワの隠れた傑作バリスティックFW (イバラの道をあえて歩み・・・とイバル、ダイワ)

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久々に買い換えたリール、ダイワ バリスティックFW LT2000SS-XH

【樹脂ボディの可能性を広げた素材ザイオン

ダイワ バリスティックFW LT2000SSーXHを使い出して4ヶ月、感想などを。

 

20ツインパワーにそれほど魅力を感じなかった、なので今回は見送り。

けれど渓流用リールを買い換えることは最優先事項だった。

で、ネットを探し回った結果、Amazonで数量限定でお買い得リールがダイワ バリスティックFW LT2000SSーXHだった。

 

淡水専用として思い切りの良い設計で、ダイワ御自慢のマグシールドをバッサリ切り捨て、4lbラインを100m巻けないスプールなどなど、思い切りのいい設計思想がイタク気に入った。

渓流なのでマグシールドは要らないし、気軽にバラせるからメンテナンスも自分でできる。

で、問題は樹脂ボディだった。

ハッキリ言って、樹脂ボディのリールは使いたくなかった、イワナやヤマメ相手にメタルボディでもないかもしれないが、これは感情、感性の問題だった。

 

【イバラの道をあえて歩みとイバル、ダイワ】

シマノを第一候補に考えていたので、ザイオン?それって何なのみたいになっていたし、バリスティックの名前を聞くのも初めてだった。

早速調べ始めた、ダイワのホームページに行くとザイオンの説明が詳しく書かれていた。

ザイオン開発にダイワは「イバラの道をあえて歩み」とか「金属ボディ同様のフルマシンカットを施して初めて完成する」とダイワはイバルのだ。

で、オレはこの手の浪花節に弱いのだ。

 

SONYが大発明とイバル、イメージセンサーの裏面照射では、毎日毎日セッセとシリコンを削り、向こう側が透けて見えるほど頑張りました、みたいな話は感動を通り越して泣けてくる。

休日出勤イッパイやったんだろうなーとか。(笑)

SONYミノルタの事業を受け継いだときも、デジカメのカタログには「ミノルタの遺産を受け継ぎ」みたいな事を書かれていて泣けてきた。

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本当に渓流釣りのためにあるようなバリスティックFW

【感度最高ザイオン

話がズレた。

とにかく値段に釣られて、急遽バリスティックFWを買った。

本体重量は軽い、本当に軽い、釣っていてもリールを意識することは一度もない。

投げて巻いて、また投げる、この動作を意識することはなかった、長年渓流釣りをやって来ているので、何か気に掛かることがあればすぐに反応する。

けれどもそれがない、良くできたリールだと思う。

 

一番驚いたのは感度だった、ミノーがながれのゆるい場所から速い流心に入る過程が取れるのだ。

ギア比の高いリールだと流心に入ったり、出たりするのはハンドルを回す抵抗で分かったが、バリスティックFWだとロッドに伝わった。

と、いうかロッドを持つ手に伝わった、その感触は流心にミノーがスーと入ると小魚が掛かった状態を思わせた。

初めて使った日、慣れていないこともあって、思わずアワセをしてしまったほどだ。

スプーンで釣ったときのこと、フォール中にコツコツとした明確なアタリが伝わってきたのには驚いた、この予想外の感度の良さは感動モノだった。

 

この感度の良さはザイオン素材なのか、軽量化の御陰なのかわからないけれど、最新の素材で最新の技術で作られたリールはイタク気に入った。

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わずか1.2グラムのツインクルの45㎜フローティング・ミノーが飛んだ


【ミノー中心の釣りで知るツイストバスターの威力】

軽いミノーも飛んだ、タックルハウスのツインクルの45㎜1.6グラムこれは、あんまり飛ばないので使ってこなかったけどバリスティックFWだと、充分な飛距離が出た。

以前から使いたかった、糸ヨレ防止のツイストバスターは確かに効いている。

ただしミノーのようなラインにテンションを掛けながら巻き取るのに向いている。

ミノーを中心に釣っていて、ボチボチ糸ヨレが出そうだなと思っていても、なかなか糸ヨレが出ない、ツイストバスターの威力に正直驚いた。

 

逆にスプーンを流れに乗せて流すような、ラインテンションがあまり掛からないようなスタイルではツイストバスターの効果はほとんどない。

今使っているセルテートもそうだけどPEラインはほとんど効果がない、効果があるのはナイロンライン、フロロラインのようなモノフィラメントだけ。

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樹脂ボディのリールの可能性を広げた素材ザイオン

【ダイワの隠れた傑作】

総合評価はビギナーからベテランまで、誰にでも推薦できるリールだと思う。

自分は釣り始めるとロッドもリールも一切、意識しないしすべての五感は「受信」に切り替わる。

ので、リールの存在を感じさせないバリスティックFWは最高で、良い買い物をしたと思っている。

ダイワが「イバラの道をあえて歩み」とイバル、ザイオンは新しい可能性と底力を見せてくれる。

最近ダイワの淡水専用バリスティックFWは、隠れた傑作だと思うようになってきた。

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【ダイワ バリスティックFW-LT2000SS-XH】

ザイオンのエアローターの威力はリールを巻き始めたその瞬間に分かる。

巻き始めが本当に軽い、今はなれてしまったけれど最初はアレっ?て思うほど軽く巻けた。

渓流釣りの初心者の人にも安心して薦められる。

メタルボディー信者のお方、一度お試しあれ。

自分は巻き心地にそれほどこだわらないが、まったく問題なし。

4lbラインが100メートル巻けないスプールなので、そこは創意工夫が必要。

 (Amazon

 

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【フルベアリングキット】

喉から手が出るくらい欲しい(笑)

淡水専用ならこのベアリングで充分かも。

防錆ベアリングならこれ。

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