By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

フックのお話 (がまかつのトレブル17とスミスのシュアーフックのWトラウト)

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ミノーのフックは全てがまかつのトレブル17の8番に変えた、もちろバーブレス

いつの頃か渓流のルアーのトリプルフックは8番を使うようになった。

ハッキリとした理由は今でもわからない。

渓流で8番フックは大きい部類だけれど、明確な転換期がハッキリしない。

8番フックで普通に釣れるため、今では10番、12番フックは怖くて使えなくなってしまった。

あえて理屈を言えば「的が大きいと矢は当たりやすい」、になる。

スプーンに襲いかかるヤマメを見たことがあるが、ビックリするくらい口を大きく開ける。

アレを見ると8番フックを大きいといえなくなる。

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釣り人と魚の接点「フック」、ルアーも大切だけど魚を掛けるのはフック



長い間渓流のルアーフィッシングを続けていると、中だるみみたいな感じになった。

その具体的な中だるみはオレの場合フックだった。

多くの釣り人がそうであるように、オレも大物指向に傾いていった。

サイズの大きいのを掛けると、細軸のトリプルフックは開いた、それが不満だった。

それで、太軸のフックに変えた、もうその頃は小物には眼中になくデカイのを釣るだけの釣りになっていった。

 

太軸のフックの弊害はすぐに出た、刺さらないのだ。

太軸とカエシの相乗効果は、驚くほど刺さらないという現実が目の前で展開した。

ロッドが綺麗な弧を描いて曲がる、やったと思った瞬間、まさにその瞬間フックが外れてしまうのだ。

ヒットして合わせる、サイズの小さい場合水面から出てこちらに魚ごと飛んでくる、それでもフックが外れるのだ。

原因はハッキリしている貫通していないのだ、貫通どころかカエシまでフックが刺さっていないのだ。

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遊動式のフック、これで掛けたら記憶ではバラしたことがない、写真では太軸

 

渓流のルアーフィッシングを始めた頃、オレはマメにフックのカエシを潰してバーブレスしていた。あの頃は釣りに対して真剣だった、でも釣りに対して鈍感になり大物指向に傾き、思考の柔軟さに欠けてきたオレは一度掛けた大物をバラしたくなかった、なんとしても。

だから、カエシを潰さなかった。

カエシを潰さなかった、そのため釣れる魚も逃し、そのことが更に中だるみという事態に拍車を掛けた。

このままではいけないと何度も思った、けれどもカエシを潰すという簡単なことができなかった。

ルアーフィッシングを始めた、あの頃に戻りたかった。

すぐにフックを細軸に変ようとしたが、何を思ったかブログを始めた。

とにかく頭の中を整理したかった、そして第三者として自分をみたいと思った。

だからブログを始めた。

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遊動式のフックで釣ったイワナ、これで掛けたらほぼ99%手中にできる

 

ブログを始めるとズボラな釣りは出来ない、魚のサイズよりもどうして釣れたかが大切になってきた、そして魚の画像が必要になってきた。

とにかく最初に戻ろうとした、ダラダラ使い続けた今までのフックをがまかつのトレブル17に変更、ミノーのフックは全て8番フックにしてカエシを潰した。

掛けた魚は大小問わず、取りにいった、オレは貪欲になったのだ。

カエシを潰したトレブル17は細軸との相乗効果で、大げさに言えば勝手に刺さる感じだった。

カエシという抵抗が激減したため、貫通する能力が大幅に上がった。

魚を掛けたらなるべく早く岸に上げ撮影の準備にかかる、けれどもここでバーブレスフックの弱点が出た。

岸際で魚をバシャバシャ暴れさすときや、陸に揚げ撮影時に魚が暴れるとホントにアッサリとフックが外れた、そのためルアーを咥えた魚の写真が少なくなってしまった。

そのことは掛けてから取り込むまで、ラインのテンションを常に掛け続ける必要であることを教えてくれる。

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パニッシュ55㎜にも8番フックを付けた、ちなみに持っているミノー全てにテール側のフックは付いていないので、8番フックでも泳ぎにはさほど影響ないと思っている

 

そんな時、お店でスミスのシュアーフックのWトラウトを見つけた。

よく見てみるとフックにヒネリが入っている、アーそうだ餌釣りのフックにはヒネリが入っているのがあったんだ。

何か釣れそうな気がした、けれども軸が太いのが一番の気がかりだったけど買った。

 

実際使ってみると心配をよそに、とにかく良く刺さった。

撮影時に暴れよくフックが外れた、けれども口から外れたフックがすぐに魚のボディーに刺さる現実を目の当たりにするとシングルフックはコレでいこうと決めた。

来年はどんな釣りになっているか・・・・本人自身もよく分かっていない。

でも、やってみたいことはまだあるので、今から準備をしておくようにしていこうと思っている。

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遊動式のフックで釣ったヤマメ、今ではこの方法は使っていない

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【スミス シュアーフックWトラウト】

このシリーズには細軸のフックもあるが、今使っているWトラウトはフックにはヒネリが入っている、このヒネリのためかとにかく良く刺さった。

買ったのは3番フックの3B、これをスプーンに付けた。

太軸であることはすぐに忘れてしまった、商品台紙の「スパッと刺さる、バラシ激減」のうたい文句は本物。

プラグ対応とあるが一度使ってみたい。

一度お試しあれ。

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がまかつ トレブル17】 

今まではカルティバを使っていたため、少しの不安もあったけど杞憂に終わった。

まったく問題なしどころか刺さりは一級品、カエシを潰すとトレブル17の性能が更に高まる。

評価欄にある「カエシが小さい」の評価はサラサラ気にする必要はない。

逆にカエシを大きくすると貫通力が下がる、カエシを必要な人はこれくらいで充分で必要最小限のカエシ。

8番フックでもチャンと釣れる、一度お試しあれ。

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