By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

海と伏流水 (新規開拓で見つけた誰も居ない小さなサーフ)

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消滅する川 この近くには伏流水が出ていて海底でも伏流水があると考えた

【新規開拓に迫られた】

サーフの釣りで通っていた以前の場所は、昔はオレ一人の貸し切り状態、・・・・だったのが今ではスッカリ人が増えてしまった。

貸し切り状態では、縦横斜め自由自在にキャスト出来た。

けれども釣り人が増えると、前にしかキャスト出来ない、フラストレーションはたまる一方。

特に今までの経験では、デカイのは意外と岸寄りにいる場合が多かったので、斜めと横にキャスト出来ない満員御礼状態ではストレスがたまった。

ので、新規開拓となる。

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顔は勘弁して!ワラサ65㎝これも岸から20メートル位の所で喰ってきた


【海と伏流水】

ある日素敵な場所を見つけた。

その釣り人無しの場所は後ろ側は白神の山々に続く山があって、晩秋にはよく猿が出没した。

その場所の岸近くには白神山地からの伏流水が出ていた。

当然ながら海水の中にも伏流水が出ている場所があるに違いないと読んでいた。

こんな場所には小魚が集まるイコール、デカイのも集まると思って何度か釣りに出かけたけど、デカイどころか小魚一匹掛けたことがなかった。

 

【小さく小汚い赤のジグ】

12月の中旬、今年最後の釣りと思いその場所に出かけた。

釣ろうとする気持ちはサラサラなく、釣り場でコーヒーを飲みたいみたいな感じで出かけた。

驚くことにその釣り場で、初めて他の釣り人を見た。

初老の人で、ぶっ込みの餌釣りで彼の立ち振る舞いは、年季の入った釣り師を連想させた。

オレが釣りの準備を始めると、老人は釣りの仕舞い支度をし始め、オレと入れかわり状態になった。

最初から決めたルアーは無く、その場で選んだ。

気分はなんとなくジグを選択、どうせ釣れないと思い根がかっても惜しくない、使い古した安物の18グラムくらいの赤を選択した。

そのチッポケな塗装の禿げかかった、小汚いジグが今でも強烈に記憶に残っている。

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ヒラメ61㎝ これは岸から10メートル位の所で喰ってきた

ちなみに岸から35°〜45°位の角度でキャストした、フローティング・ミノーの黒を選択

【第一投目から喰ってきた】

わずかばかりの砂浜に一箇所だけ突き出た岩場があって、そこに上がってジグをリフト&フォールさせることにした。

そいつは第一投目から喰ってきた。

 

とにかくフルキャストしてテキトーに動きを決めて引いてきた。

ジグが岸に近づき、もうじき回収かーーと思い気を抜いた瞬間だった。

根がかったと思った、しかし暴力的と思えるほどのパワーで一気にロッドをひん曲げた。

ロッドを支えるのがやっとの状態で、中腰のままロッドを立てれない。

さらに横に走り始めた、その暴力的なパワーに負けオレは膝を突いた記憶があるがよく覚えていない。

 

9.6フィートのロッドが折れることを覚悟した。

その瞬間ラインが切れた、1号PEラインはボロボロで根ズレのため切れていた。

手も足も震え立っていられない、しゃがみ込むしか無かった。

エイの可能性も考えたが、スピード感が違う。

彼奴は何者だったのか、今でも謎のままだ。

その方が夢があって良いと思っている。

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【YGKよつあみ Xブレイド X8 1号200メートル巻き】

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YGKよつあみXブレイド1.2号を巻いているPEラインはこれでいいと思っている

PEラインはいろいろ使ったけど、今はYGK、よつあみだけ使っている。

4本編みだと糸ヨレでガイドに絡み付くライントラブルにハラハラしながらキャストしていたがYGKの8本編みにしてからライントラブルが一気に減った。

【高切れの原因は?】

よくPEラインの高切れの話を聞くが、個人的には人災だと思っている。

オレのガイドは大丈夫と思わず、一度チェックした方がいい、カッターの刃でガイドをクルリと回すとすぐ分かる。

とにかく細いPEラインは繊細、スピニングリールはスプールエッジに当たりながらラインが出ていくのでエッジの傷は要注意。

 

ベイトリールと違いスピニングリールは、ラインが放出される際に輪の状態、極端に言えばラインが暴れたような状態で全てのガイドに「衝突」しながら出てゆく。

ヒョッとしたらロッドに当たっているかもしれない、ロッドも綺麗な状態が良いとも思っている。

糸ヨレを取るため近くに川があるとき、PEラインを流れに乗せて送り込み巻き取る際、軽く指でつまんで巻き取る。

その時、たまにだけど指に何というか、違和感を感じる事がある。

すぐ分かるのがエアノットのコブが出来ている場合、これが本当に良く切れる。

\(^O^)/

喰ったー!で合わせるとプツンと切れる、損失はルアー+ライン数メーターから数十メーター、泣きたい。(笑)

 

ノットが出来たら迷わず、そこでチョン切る(笑)、解かない理由はノットが出来た状態はそこでラインにダメージを負ったと考えているし、解くのが面倒。(笑)

ライン同士の結び方はブラッドノット、巻き付ける回数は片側8回で結ぶ。

末端の処理はライターであぶってコブを作ると、ライン放出の際ラインがコブを拾い飛距離が激減する。

ので、ライン末端の処理はしない。

強度的にはまったく問題ないし、飛距離にも問題ない。

 

指でつまんでてよくは分からないが、アレって感じの違和感これがくせ者で、ラインが毛羽立った状態、いずれはここに力が集中して切れる。

フロロカーボンも使っているうち毛羽立ってくる、とにかくラインの傷はいずれ切れる運命にある。(笑)

とにかく一度ルアーが付いたままでいいから、指で軽くつまみながら巻き取ることをお薦めする。

 

話が長くなったが、お薦めのPEラインはYGKよつあみ、がお薦め。

とにかくキャスト時のストレスが減ったことだけは確か。

 

話は変わるけど、YGKよつあみとバリバスのプラスチック製のスプールが同じなんだけど、どうなんだろう?。(笑)

同じかなーー。(^○^)

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