Yahoo!ニュースから 雪原のロシア戦車
【テレ東BIZの意外な報告】
今回もウクライナ侵攻だ、もう気になってしようがない。
そうでなくても屋根の修理、息子の進学での引っ越し、相変わらずの休日出勤、そして釣りの準備、なのだけれどこのウクライナ侵攻が、個人的に恐いのだ。
よく見ていたのがYouTubeのテレ東BIZで、豊島晋作氏の解説は要領がよく、歴史的背景もうまくまとめられていて重宝している。
そのなかで「ロシア軍は弱いのか? ウクライナ戦争で露呈した実力とは」で、驚くことが語られていた。
確認はされていないが、ロシア軍で使われている無線はスクランブル、つまり暗号化されていないのだ、平文(ひらぶん)で戦争している軍隊など聞いたことがない。
アマチュア無線でも、ロシア軍の通信を聞けるのだそうだ。
さらに話は続く、無線機は品質の悪い中国製ともいっていた、オチは携帯電話もつかわれているらしい、開いた口がふさがらないというか、呆れてものが言えない。
けれどもこの話、オレ個人的には妙に説得力があるのだ。
ウォールストリートジャーナルから ロシア戦車は弾薬庫が砲塔の真下にある、戦車は
意外にも消耗率が高い兵器でもある
【ウクライナ軍対ロシア軍】
ウクライナ軍の抵抗が予想を超えロシア軍に打撃を与えているのは、兵器よりこのロシア軍の無線傍受によることが大きいと思う。
戦力差が大きい場合、敵の正規軍と正面切って戦うのは愚の骨頂だからだ。
ロシア軍の動向を知っていれば、限られた戦力をより効果的に配置できるからだ。
驚くことにロシア軍の少将が四人戦死している、それに最近は中将が一人戦死している。
こうなると偶然では片付けられない、確実にウクライナ軍は情報を取っていると思われる。
民間人が住んでいる高層アパートを、砲撃するニュースを見たけど、たぶんそこにウクライナ兵がいるからだと思う。
丘や山などが少ない、広大な平原が続くウクライナでは、広い範囲を目視出るものと言えば必然的に高層アパートなどになる。
あらかじめロシア軍の情報を取ったウクライナ軍は、高層アパートなどで待ち構えることが出来るし、携帯用対戦車ミサイルの射程距離が3000メートルだとすると、退却にも有利に思える。
この事は必然的に悲しいことだけど、市街戦を意味する。
【個人的に想像してみた】
なぜロシア軍はこうなったのか、制空権を取れないことも含めて、いつも疑問に思う。
ここからはオレ個人の想像で書いてみたいと思う。
たぶん最初からプーチン大統領は、ウクライナ侵攻の意思を持っていなかった・・・。
けれども、政治の舞台裏で何かが起こった。
激怒したプーチン大統領は、国境付近で軍事演習を展開していた部隊に侵攻の命令を出す。
ここからが問題で、真冬にいい加減長い間演習していた部隊は疲れ切っていた。
人も機械もメンテナンスが必要だった・・・のにウクライナ侵攻の命令が下された。
演習気分で来ていた部隊は混乱する、装備が完全ではないのだアレもなければコレもない状態になり、決定打は補給だった。
とにかくロシア軍は出たとこ勝負で進軍する、部隊間の連絡はあり合わせの通信機を使うことにした、ウクライナ軍とは圧倒的戦力を有していたから、ロシア軍10万人は伊達ではないと思っていた。
日刊スポーツから、その後この赤ちゃんは亡くなった
【若いロシア兵】
ところがウクライナ軍は強かった、彼らは純粋に祖国のために身を投じた。
ゼレンスキー大統領や他の政治屋のためではなく、親兄弟、友人知人、恋人を護るため戦いに身を投じた。
一方、若いロシア兵はウクライナからネオナチを一掃するために、各都市に入った。
ところがネオナチなどドコを探してもいなく、街には普通の人達がいてそこには子供達もいた。
「ここで戦争しろというのか!」若い人ロシア兵は悩んだ、ドコにも自分の足元にも「大義名分」は無かった。
元々、兄弟国だったウクライナ、親兄弟、友人知人、恋人がいたかもしれないロシア兵もいたと思う。
けれども、軍人は命令によって動く、拒絶は許されない、撃てと命令されたら撃つのが軍人なのだ。
【ロシアよお前はドコに行くのか】
今のご時世、自国の拡張なんぞにウツツを抜かしているのは、中国とロシアくらいのものだ。
前の大戦から77年その間、各国に有力な企業や文化が生まれた。
特に電子工学のテクノロジーの発展は驚異的に進んだ、それはダイレクトに兵器に反映した。
今回のウクライナ侵攻で、一番驚いたのはプーチン大統領、アナタ自身だと思う。
この77年間、ロシアはいったい何をしていたのだ、有力な企業や文化など生み出せなかった、ソ連とナニも変わってはいなかったではないか。
2022年現在、GDPでは韓国より下なのだ。
ロシアよ、お前はどこに行こうとしているのか?
一国の頂点にあるものは文化であって、軍事力や経済力ではない。
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【YouTube テレ東BIZ】
情報戦の真っ只中、ナニが正しいのか選別するのは大変だ。
欺したアナタが悪いのか、欺されたオレがバカなのか、みたいな状況下、テレ東BIZの豊島晋作氏の解説は貴重だと思う。