By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

令和四年(2022) 8月15日の渓流釣り(環境が変化すると大物が動き出す、そしてナッゾジグ)

久々の大物、何度もジャンプを繰り返した、使用したルアーはナッゾジグ5.5g

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令和4年 (2022年) 8月15日 秋田県藤琴川やや上流域

【天候】晴れ

【気温】25度

【水温】午前11時15℃

【水質】白っぽく笹濁り

【水量】増水

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【増水など川の環境が変化すると大物が動き出す】

増水していましたが、釣りに行けない日々だったので出かけました。

午前11から釣り開始です、白神山地に行く道はゲートが閉まっていて、釣り場は水深の有るプール二カ所だけで釣ることにしました。

川の環境が激変するとか、増水するときはビックワンと呼ばれる、大物が動き出す傾向があります。

 

笹濁りで増水、ルアーのスピードを遅くして、魚達に少しでも見せる時間を長くしたいために、ミノーは選択せずにスプーンだけで釣ることにしました。

 

最初はマーシャル渓4.8g、各色投げましたがまったく反応無し、増水のため底まで沈んでいないのでしょうか?、見えやすい反面、長く表面積が大きいマーシャル渓は水の流れを受けやすく、底まで届いていない可能性があります。

次に取り出したのは、インクス・レーベルのナッゾジグ5.5g、カラーはグリーンを選びました。

小さく重いナッゾジグは沈降のスピードは速いはずです。

インクス・レーベルのナッゾジグ5.5g、白泡の中でも短時間で沈んでくれる、自分にとってはなくてはならないルアーになってしまった、今回はカエシを残してある、ブレードの威力は絶大だ

 

最後の切り札ナッゾジグ】

ナッゾジグはオリジナルフックを外し、がまかつ丸呑みチヌ4号に余っているPEライン1.5号で自作したフックを付けています。

ナノ・スムースコートがコーティングされた針で、刺さりは以前の釣りで良好な結果を出しています。

 

充分に沈んだかはうまく説明できません、特に今回のように濁りがある場合、感覚でしか説明のしようがなく、あえて説明すると底は流速が遅くなり、ルアーが底の領域に入ると、水面上のラインの動きが遅くなる、そんな感じです。

(ただしこの説明は、自分のスプーンの釣りと断っておきます、スプーンを引かずに流れに乗せて釣る、これが自分のスプーンの釣りです)

 

最初のプールでは粘りに粘ってナッゾジグ5.5gで、25㎝くらいのイワナ2匹を釣り上げました。

一匹はセオリー通りの流れの緩い所で、もう一匹は自分が立っている岩場の足元でナッゾジグを上下に動かし(リフト&フォール)釣りました。

イワナ36㎝、少しスリムだけど、このくらいになると面構えが違う

【最初はコツンとした小さな当たり】
次の場所に移動、ここでは最初からナッゾジグ5.5gを使用、流れ込みから離れた下流の流れが緩くなった所を狙います。

一投目そして二投目、極々小さなコツンとした当たりがありました、「石か?」とりあえず小さなアワセをしました、何か掛かっているようです。

どうも20㎝以下の小型のようです、リールを巻きながら釣り上げようとしました。

突然、走り出しました、流れに乗って下流に走り出したのです、大物の予感です。

中途半端なアワセだったので、再度強いアワセをします、何としても逃したくありません。

これ以上走れないと分かると、今度はジャンプし始めました、何度もジャンプします。

そのたびロッドを引き、ラインテンションを掛け続けます。

なんとか足元まで寄せてきますが、サイズが大きすぎてネットに収まりません、

尾鰭からネットに取り込みましたが、ジャンプして逃げてしまいました。

慌ててロッドを上げると、フックはまだ外れていません、再度慎重に今度は頭からネットに入れます、ようやくネットに収まりました。

 

久しぶりに興奮しました。(笑)

サイズを測ると36㎝+αくらい、久々の35㎝オーバーです。

この日はこれで帰ることにしました。

連日の大雨でかなり増水したようだ