実はアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する、ねずみ男のファンなのだ。
あれほど個性的なキャラクターはアニメ世界広しといえどねずみ男だけだと思っている。
例えば、鬼太郎が
「ねずみ男、ヨクモ裏切ったなー」
これに対してねずみ男
「ダマサレル方が悪いダーイ」
スキだなー、もっと好きなのが窮地に立ったねずみ男のセリフ。
「助けてください、あるときは右、そしてあるときは左につく、人畜無害のねずみ男でーす!」
モウ、たまらなく好き!、何て人間的なんだろうと思う。
実際、ねずみ男は人間と妖怪の混血として生まれている。
これに対し、鬼太郎や多くの妖怪は当たり前だけど人間の血は一滴も入っていない100%妖怪だ、ねずみ男だけが異質なのだ。
人間世界と妖怪世界の接点に位置するのがねずみ男で、このキャラクターの存在意義は重要だ。
ねずみ男無くして「鬼太郎ワールド」は存在しないし、もしくは「鬼太郎ワールド」は見えないのだ、別の見方をすると「鬼太郎ワールド」の水先案内人なのかもしれない。
作者、水木しげる氏はどんな考えでいたか知らないけど、よくぞこのキャラクターを生み出したと思う。
あるときオレは「ねずみ男汁」なる缶ジュースがあることを知った。
衝撃的だった、この世にこんなものがあるなんて!!!!
欲しーーーーィ。
いい加減、いい歳だったけど感激した。
で、よく見るとネットでは箱売りで、一本なんて売ってくれない。
貧乏生活では箱売りはキツイ、たとえ買えたとしても「ねずみ男汁」のケースを見たカミさんの表情がアリアリと見えてくる。
こんな物に血と汗と涙の金を使うヤツの気が知れない・・・などと思うに決まっている。
鬼太郎汁よりねずみ男汁がなんとしても欲しい。
「一反木綿汁」ってのもあった、毎日ヒラヒラ飛んでて乾ききっている身なのに、そいつをさらに絞って作り上げる「一反木綿汁」、アアタ、これはもう需要と供給を越えてます、ホシーィ!
飲み終えたら缶を捨てたりしない、後生大事に空き缶をとっておくノー。
何で秋田の片田舎になんか生まれたんだろう?オマケに貧乏生活だ。
と、突然ゲゲゲの鬼太郎の一コマを思い出した。
横になっている鬼太郎にねずみ男が言うのだ。
「金持ちになれば働かなくてもいいし・・・」
で、鬼太郎のセリフ
「おめえ、今でも働いていないじゃないか」
コレを笑えない時期があった。
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