【トルコの地震で被災されたトルコ国民やその他の国民の人達へ心よりお見舞い申し上げます。】
【災害時のバッテリー】
ビルなどの崩壊や津波の被害も出ている。
真っ先に思ったのは、3.11の東日本大震災だった。
雪の降る寒い日で、停電のためキャンプ道具から引っ張り出した、乾電池式の蛍光灯ランプは寒さで光量が出ず使いもにならなかった。
余震のためガスランプやガソリンランプは恐くて使う気にもならなかった。
一つしかなかったLEDランプは大活躍したが、予備のバッテリーが無く心細かった。
あの3.11以来、ニッケル水素電池のエネループに切り替えていったし、予備のエネループも準備した。
【性能を求めるなら、やっぱり日本製】
中国製の充電式乾電池も使ってみたが、自己放電が大きく長期保存には向いていないし、充電時に熱を持ち恐くて必ず目の届く時間帯に充電しているし、エネループの充電は留守中でも睡眠時でも平気で充電している。
今は中国製の充電式乾電池は壁掛け時計に4本使っているが、いざという時には取り外して予備のバッテリーとして使おうと思っている。
以前SONYのコンパクトデジカメの予備バッテリーを中国製にしたことがあるが、バッテリーの軽さにビックリした。
ちなみにソニー純正は27グラム、中国製は17グラムでこの差は何なの?
手にとって分かるほど軽いのだ、同じ容量なのにだ。
リチウムイオン電池はデリケートなバッテリーで、たぶん保護回路とか取り除いているのだろう。
火災にならないかと、充電時には気を使うし、不在の時は絶対に充電しない。
なもんで、充電式乾電池は日本製と決めている。
【充電式乾電池が1.2Vの理由】
エネループはパナソニックに吸収されてエネループの名前は今でも残っているが、この先はどうなるか分からない。
ニッケル水素電池は1.2ボルト表示になっていて、まれに使えない機器があるので注意が必要。
乾電池の1.5ボルト表示は理由があって昔々、乾電池の保存期間が短く安定して1.2ボルトを長く取り出すためには1.5ボルト必要であったため。
【タイプが違うと性能も違う】
パナソニックの充電式乾電池は種類があって内容は次の通り。
(商品名 エネループ 単3 既存JIS規格 公称電圧1.2V パナソニックのHPから)
ハイエンドタイプ ・大容量min 2,500mAh 充電回数500回 充電済みで出荷
スタンダードタイプ ・並容量min 1,900mAh 充電回数2,100回 充電済みで出荷
エボルタお手軽タイプ・低容量min 1,000mAh 充電回数4,000回 充電無しで出荷
災害時や普段の生活ではスタンダードタイプで充分だと思っている。
3.11の時はあらゆるお店で、乾電池が売り切れ状態になっていたから本当に困った。
現在自分は充電式乾電池はエネループで統一していて、年に一度充電するくらいだ。
一年経っても充分使える状態で、性能を著しく下げるのは空になるまで使わないこと。
輪ゴムで例えると極限まで伸ばし過ぎると、元に戻らなくなってしまう、変なたとえだけど。
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スタンダードタイプで充分使えるし、大容量タイプの必要性は今のところない。
エネループは保存期間が長いのがミソで、2年間充電を忘れたことがあったが普通に使えた。
まぁー、それなりに自己放電して容量が減っているはずだけど。
単1になるとそれなりに高額なので、単3+スペーサーがお薦め。
注意点は充電式乾電池は微妙にサイズが違うので、機器によっては入らない事がある
ので、実際に入れてみることが必要!