By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

食物アレルギーと避難所生活で思うこと (備えあれば憂いなし)

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食物アレルギーを持つ子供がいる御両親は備えはしっかりと!

災害に対しての準備をしている人は、それほど多いとは思わない、実際はどうかは知らないけれど。

けれども、生きることに直結した「食べる」ことに関して、食物アレルギーを持っている人は人事ではない。

 

【外食するのも命懸け】

以前にFMラジオを聞いていると、重度の食物アレルギーを持っている女性がゲストで出ていて、たまには外食もしたいから、希望するお店のことを徹底的に調べてから食事に出かけるそうである。

そして、彼女が最後に言った言葉を強烈に覚えている。

「外食するのも命懸け」

この言葉が、食物アレルギーを持つ人の立場をかいま見た気がする。

 

東日本大震災で起こったこと】

食物アレルギーを持つ人が、災害での避難所生活は気苦労の連続だと思う。

東日本大震災ではアレルギー症状を持つ子供たちが避難所でもらったお菓子を食べて、緊急搬送される事態が多発したらしい。

そのことで今は自治体などで、「食物アレルギー特定原材料27品目不使用」などの食材も用意されるようになった。

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自己防衛の為にもこれは必須だと思う、大人の人達も着て欲しい

【孤立することは避けましょう】

けれども一般の健康体の人々は、誰が食物アレルギーを持っているかは分からないから、食物アレルギーを表示するグッズなどがあり、上の写真のようなグッズがありこのほうが分かりやすい。

これを大人の人も身に着けると、同じ食物アレルギーを持つ大人を発見しやすくなりコミュニケーションを持ちやすくなり、孤立も防げると思う。

 

子供が食物アレルギーを持つ母親のブログをいくつか読んだことがある。

炊き出しをして下さる人には申し訳ないが、何が入っているか分からない炊き出しには怖くて手が出せないと書かれていた。

またある家族では、支給される食品には手を付けず、用意した食品を食べて周囲の人に何か特別な食品を食べていると思われ。肩身が狭い避難所生活をした人もいた。

 

【避けられないトラブルからは逃げてはいけません】

いろいろな人が集まる避難所では、攻撃的になる人もいるみたいだ。

こんな緊急時だから少しぐらい我慢して食べろ、という人もいたらしい。

こんな人は少数だけど一定数はいるような気がする。

もしもゴチャゴチャいう、そんな人が出てきたら、戦いまショ。

例えその人がバッタが逆立ちしたようなお顔でも個人攻撃は止めて、腹の底から怒りまショ。

中途半端はイケマセン、腹の底から怒りましょう。

 

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【災害対策用寝袋】 

いざとなったら毛布を丸めて持ち運べるけど、多様性を考えるとやっぱり寝袋が一番。

毛布より軽く小さくたためる。