【悩ましいほど魅力的な20ツインパワー】
新型20ツインパワーが出た。
悩ましいほど魅力的です、けれども自分の対象魚が渓流魚であるため、20ツインパワーはハッキリ言ってオーバースペックです。
しかし、今までツインパワーを使い続けた自分にとって、どんな時も正常に動き続ける信頼性は何物にも代えがたいリールです。
【切れる刀より折れない刀】
私がリールに求めるのは例えるなら、切れる刀(ステラ)より折れない刀(ツインパワー)です。
ステラは使ったことはありませんが、値段からいっても段違いのリールだと思っています。
設計思想、素材の選定、加工精度、組み立て精度、そして最終検査が一つになってリールができますが、それらすべての工程がワンランク上の作業でできるのが、ステラだと思っています。
最終検査の項目だけでも他のリールとは違うと思っています。
それ故、感性に訴えかけるほどの性能を有しているのでしょう。
初めて渓流で使ったリールはアブガルシアのC-3でしたが、ベールアームを戻すバネが何度も折れて、しまいにはバネ無しで使ったりしていました。
次に使用したのが、シマノのツインパワー2000XTでした。
C-3と比べ段違いの精度のリールで、リールから流れなどの情報を取ることをツインパワーXTで覚えました。
だから次のリールもツインパワーを選びました。
2台のツインパワーは、ただの一度も故障したことがなく、雨の日も風の日も私の期待に応えてくれました。
メンテナンスは淡水専用としで使ったのもありますが、ベアリングなどにオイルを挿すくらいで本格的なメンテナンスはしたことがありませんでした。
けれども、ツインパワーはすべてに渡って私の期待に応えてくれました。
【走り続けるツインパワー】
手元に1995年のダイワの総合カタログがあります、消えていったリールや主役の座を降りてしまったリールなどがあります。
けれども、歴代のツインパワーはいつの時代もカタログのトップを飾り、変化し続ける最前線で使われたリールでした。
それ故、絶え間ない進化を要求されたリールでした、今でも。
使い込んだツインパワーを見て、そろそろ買い換えの時期かもしれない、そう思う今日この頃です。
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【ツインパワーの魅力】