By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

魚はどこに居るか 様々な流れの合流点を覚えよう

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早春のイワナ 里は春でも山はまだ冬

渓流は複雑な流れで出来上がっています。

その流れの中で魚が定位する場所は決まっています。

川虫などの餌が多く取れる場所、危険から身を隠せる場所、最小のエネルギーで定位出来る場所。まず、この三つに絞って考えます。

 

【餌が多く取れる場所】

流れと流れが合流する場所、これはA沢とB沢が合流する場所はA沢の餌とB沢の餌が合流する場所であり、危険が迫ったとき逃げる場所が二倍に増えるとも考えることも出来ます。

 

また、一本の流れの中でも左右の流れが合流する場所もあり、水深が浅く大きな石などが点在する場所は複数の流れが出来ます、必然的に多くの流れが合流する場所も増えます。

これは実際に現場に行って覚えるしかありません。

その流れの合流する場所にルアーを通してみることです、初心者の貴方は先入観を持って流れを見てはいけません、これは絶対です。

 

貴方がここは合流点だと思うところにルアーを通すべきです、片っ端から!

流れが合流するところは、流れてくる川虫も合流するところだとイメージしながらルアーを通しましょう、イメージする事は釣りにとって最も大切なことです。

なぜなら、水中は異次元であり別世界なのです。

 

小さなプール状になった場所には数匹の魚が定位します、そのプールの流れ込み、つまりプールの上流、先頭には一番大きなサイズの魚が定位します。

流れてくる川虫を独占出来る場所が、そのプールの流れ込みです。

プールの下流になるにしたがって魚のサイズも小さくなります。

 

水温が上昇してくると、落ち込みの泡の中へ入るようになります。

例えそこが水深が浅く、とても魚が居ないように思えても意外と良いサイズの魚が隠れて居ることもあります。

 

先入観なしにルアーを通してみましょう、これを繰り返すことによってキャストの精度も上がり、

ロッドやリールの操作も身についてきます。