By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

令和四年(2022年)9月11日 (番外編フローティング・ミノーをプカプカ浮かせながら釣れるのか?・・・テレストリアル・パターンに見立てて)

フローティング・ミノーをテレストリアル・パターンに見立てて釣ってみると

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令和4年 (2022年) 9月11日 秋田県藤琴川やや上流域

【天候】晴れ

【気温】24度

【水温】午前10時 16℃

【水質】良好

【水量】やや減水気味

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【夏は増水の日々】

世の中にはセミをルアーにして、水面をプカプカ浮きながら虹鱒などを釣るやり方がある。

で、夏の減水したときやってみたいとは思っていたが、今年の夏は雨が降るは降るは、減水どころか増水の日々。

オマケにお盆過ぎに、増水したよく行く淵で「オットセイ」みたいな生き物を見てしまった。(笑)

もちろん白神山地にオットセイなど居るわけがない、一瞬の出来事であったけどいきなり黒っぽい上半身がヌーッと出たときは、我が目を疑ってしまった。

たぶんカワウソだとは思うけど、ヒレのような前足が今でも鮮明に覚えている。

アレは何だったのだ。

これをプカプカ浮かせながら釣ろうという魂胆なのだ・・・(金がないノダ)

【テレストリアルとフローティング・ミノー】

話がズレた、元に戻す。

今日はフローティング・ミノーに反応が非常によかった。

釣り上がって行くと広く開けたところで、長く続く瀬がある、いつもはここを素通りするのだけど、セミパターンもしくは、テレストリアル・パターン、いわゆる昆虫ルアーがいきなり頭の中に浮かんでしまった。

そのようなルアーは持っていないから、フローティング・ミノーで代用できないかと思って、パニッシュ55Fを引っ張りだした。

羽はないけど、インクス・レーベルのナッゾブレードが、前後に着いている。

これをプカプカ浮かせながら、釣ろうという魂胆なのだ。(笑)

これはスプーンで釣った、測らなかったけど25㎝くらい

 

【とにかくやってみた】

やる気のあるヤマメは、白泡の中か流れが強く大小の波が立っている場所にいるはずだ。

で、そんなところを流してみることにした。

一投目、ルアーは引かない、上流に投げて流れのままに下流まで流してくる。

自然に流しているはずなのに、パニッシュが底の石などに、コツンコツンとした当たっている感触が分かる。

インテンションは掛かっていない、リールは余ったラインを巻いているだけなのに、コツンコツンとした感触が分かる、改めてバリスティックの感度の良さにビックリした。

フローティング・ミノーとはいえ、波にもまれると浅い瀬もあって底に着くらしい。

ちなみにラインは、バリバスの4lbナイロンライン。

【釣ったーーー!!!】

三投目か四投目でアッサリ釣れてしまった、波が立っているためミノーは見えないけど、ヒットしたのはハッキリ分かった。

半信半疑で釣っていたから、アワセが遅れてしまい足元で逃げられてしまった。

おそらく20㎝くらいのヤマメだ、本当に嬉しかった、思わず「釣れたー」と叫んでしまった。(笑)

でも、後が続かずこれ一匹だけど、嬉しかった。

今日はパニッシュ70Fが非常によかった、大きなサイズはヒットしなかったけど楽しかった

【サイズが大きいほど警戒心が高かった】

本当に今日はフローティング・ミノーのパニッシュ70Fがよかった。

パニッシュ70Fにはインクス・レーベルのナッゾブレードのコロラド型ブレード00番が、前後に付けている。

 

けれども、やや減水気味で警戒心も高く、尺ヤマメと思われるヤマメはパニッシュ70Fを襲うその瞬間、何を思ったか急停止、矢のようなスピードで帰ってしまった、それに尺オーバー確実と思われるイワナは、オレ様のパニッシュをまたいで帰ってしまった。(笑)

もっと早い時間の早朝などに釣るのが一番なのだけれど、起きられない。(笑)