【渓流は終わった、禁漁に入る】
今年の渓流釣りは終わってしまった。
夏の大雨で予定が狂ってしまった、渓流にテーブルと椅子を持ち込んでお茶を飲みながら本でも読もうと思っていたけど、結局水位が下がらず出来なかった。
今日は釣りに行かず、冬場にぶっ壊れた屋根の修理をしていた。
秋は屋根の修理に明け暮れると思う、夏の大雨は何となく豪雪を予感させる。
12、1、2月の三ヶ月は毎日が雪、春になれば溶けて流れて行く雪に、なんでああまで苦労をするのか。
愚痴が続いた、釣りの話に戻る。
【スプーンとラインテンション・フリー】
今年はスプーンを多用した、スプーンに入れ込んでしまったのだ、ミノーでも釣ったけど圧倒的にスプーンで釣り上げた。
理由はインクス・レーベルのナッゾブレードにある、以前はフックに魚皮やテンセルを付けたりしていたが、ブレードの威力は断トツだった。
それに加え、オレのスプーンでの釣りはラインテンションが掛かっていない時間が長い、ミノーだとラインテンションが掛かっている時間が長い。
ラインテンションが掛かっていないのは、楽といえば楽なのだけれど、このスプーンでの釣りは推理小説を読む感覚に似ている。
水温がまだ低い春先は、フォレストのマーシャル渓4.8gの少し大ぶりなスプーンで、水温が上がってくる初夏はフォレストのMIU3.5gの小ぶりなスプーンになる。
ブレードはコロラド型ブレードより、ウィロー型ブレードが良いような気がする。
コロラド型ブレードは魚達の関心を集めるが、喰ってくるのはウィロー型ブレードのような気がする、ハッキリは断定できないけど。
けれども、増水時や濁りが入るとコロラド型ブレードが有効だと思う、実際マーシャル渓とコロラド型ブレードの組み合わせで、イワナの38㎝を釣っている。
あとは増水時にナッゾジグ5.5gカラーはグリーンでイワナ36㎝、このナッゾジグにはウィロー型ブレードが付いている、ブレードのカラーはゴールド。
【テレストリアル・パターンとしてのフローティング・ミノー】
ミノーとブレードの組み合わせは、ハッキリいってよく分からない。(笑)
自分の場合、ミノーのほとんどがフローティングなのだ、そしてフックはベリー側にしか付いていない、のでその上での話になる。
ズバリ、ナッゾブレードは、ウィロー型ブレードの00番だけで良いと思う。
コロラド型ブレードはミノーの泳ぎに、大きな影響を与える、極端に言えば泳がなくなってしまう。
で、最近面白い釣りをした。
テレストリアル・パターンとして、パニッシュ55Fをプカプカ浮かせながら釣ったのだ。
波立つ瀬の釣りでミノーは視認出来なかったけど、波立つ瀬で水面を割って出たのは分かった。
その時のパニッシュ55Fには、前後にウィロー型ブレード00番を付けていた。
テレストリアル・パターンの羽をブレードで代用した、そんな感じで釣ってみたのだ。
この時はウィロー型ブレードだったけど、コロラド型ブレードだとまた違った結果が出そうな気がする。
【来年が待ち遠しい】
来年も違った視点に立って釣りをしてみたい、角川春樹氏の言葉を借りると「退屈な大人にはなりたくない」のだ、いつまでも子供の心を無くしたくない。
この次は角川春樹氏のことを書いてみたい。