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令和5年 (2023年) 4月10日 秋田県藤琴川やや上流域
【天候】晴れ
【気温】12℃
【水温】午前10〜13時 8℃
【水質】薄い白っぽい濁り
【水量】増水
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【ようやく初ヒット】
最初は小規模の渓流に行ったけど、強風で落ち葉が舞い、それが水面に落ちると水面が落ち葉で覆われる、ラインに絡むは、ルアーが拾うは、さらに強風がラインを持ち上げスプーンが沈まないで、ホームグラウンドに戻ることにした。
ホームグラウンドの藤琴川に来るとホッとする。
まだ流れには魚達は出ていなくて、流れの緩い箇所や、岩陰にコッソリと隠れている。
なので、そんな場所を選んで釣りをした。
一気に雪解けが進み、白っぽい薄い濁りで増水、ルアーはスプーンの一択で、フォレストのマーシャル渓4.8g、カラーはオレンジの入ったイワナカラーを選択。
もちろん前後には毎度の、ナッゾブレードが付いている。(笑)
インクス・レーベルのナッゾブレードは、ウィロー型の0番、フックはがまかつ、丸呑みチヌ4番で自作。
流れの緩い箇所で今年最初のアタリ、鋭い引きが続きヤマメだと思っていたけど、これが意外とイワナだった、測ったらチョビットだけオマケして27㎝。
がまかつの、ナノ・スムース・コートの針は本当に良く刺さる、イワナの上顎を貫通していた、ちなみにカエシはそのまま残している。
【反転流で釣る】
次に掛けたのは淵がある大場所、流れのままスプーンを流すと、反転流に乗ってルアーが戻ってくる、その反転流はオレが立っている足元の岩場に戻ってくる。
かまわずそのまま足元の岩場の底まで、マーシャル渓を送り込む。
短いリフト&フォールさせると来た、ヒットしたと同時にアワセをする。
このリアルフレックスのロッド、感度が良い気がする、一気に水面まで持って来る、パワーもあるじゃないか、一気にロッドとオレの感性の距離が縮まった。
デカイ!、イワナだ久々の釣りで興奮する、二三回失敗したけど無事にネットに入れた、測ると32㎝だ、ウレシー!
【初心者の方、スプーンで釣ろう】
これから渓流釣りを始めようとする人、もしくは始めて間もない人、スプーンで釣ったことがない人、スプーンでイワナ、ヤマメを釣ってみよう。
で、どんなスプーンを選ぶか?、ドコのメーカであのスプーンなどとは一切言わない。
「貴方の好きなスプーンを選びなさい」だ、100円のスプーンでも、1000円のスプーンでもいい、コイツと一緒に釣りをしたいと思えるスプーンを選ぶこと。
さらに乱暴なことを言うと、深場も浅場も、そのスプーンで丸一日釣ること。
釣れるまで投げ続ける事、小さな一匹かもしれないけど、その一匹が貴方を変える。
スプーンの釣り方は、スプーンを上流に投げ、流れに乗ってスプーンを下流まで流す、この間スプーンは引かない、イメージは流される昆虫や小動物だ。
流されるとスプーンは沈む、根掛かりを防ぐためリールを巻きながら、スプーンを上に持って来る。
必然的に流れの中で、スプーンはリフト&フォールする事になる、スプーンを操作するときはこのスプーンを上に上げる、リフトするときだけ。
この釣りではラインにテンションが、掛かっていない時間が長い、なのでラインの変化などに注意をはらう。
【フックの向きは?】
釣り始めて間もないときは、とにかくポイントの真下の下流に位置すること、最大の理由は自然に流れに乗って、スプーンを流せることにある。
後はフックの向きだけど、人によってはフックの向きが逆の人もいるけど、ここでは自分の付け方を書くことにする。
スプーンには一般的に凸凹がある、スプーンを買うとフックの針先は凹のヘコんでいる方に向いている、オレの針先もこの向きにしている。
理由はもしも針先が凸の方にあった場合、凸の出っ張った部分が針先を隠すような格好になり、アワセのとき口の中で最初のとっかかりが拾えず、フッキングしたとしてもすぐに外れる。
一方、凹に針先があった場合、フックは自由に動け最初のとっかかりを妨げるものがなく、フックは深く刺さる確率が大幅に上がる。
なので、釣りを初めて間もない人は、フック交換のときフックの向きに気をつけてもらいたい。
オレはこのスプーンでの釣りがオモシロく、例えれば推理小説を読むような感覚、みたいな感じがある。
一度お試しあれ。