«««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««
【天候】晴れ
【気温】24度
【水温】15度
【水質】良好
【水量】減水
«««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««
【先週のこと】
先週も釣りに行っていました。
一雨降り、水位も上がりイソイソと出かけました。
今期はあまりヤマメを釣っていなくて、下流域で釣りました。
流れの強く水深のあるプールを目指していきました、思ったより流れが強くミノーかスプーンのどちらかで釣るか、迷った結果スプーンを選択しました。
理由は流れが強いためルアーのスピードを遅くし、なるべくルアーを見せる時間を長くしたいため。
選んだのはフォレストのマーシャル渓4.8g、カラーはアピール度が高いグリーン、これに後ろ側にナッゾブレードのウィロー型0番、前側にはナマズの皮を付けたフック。
ブレードを前後に付けた場合、必ず後ろ側を喰ってきました。
なので、前側にブレードを付けずに保険のつもりでナマズの皮を付けたフックを使いました。
第一投目はプールの中程を釣ることにしました。
流れの緩い岸寄りにキャスト、充分沈めたら流心に誘導、流心に入ったら一気に流れに乗って下流に流れました。
【逃した魚はデカイ】
流心に入って間もなく、強烈な引き一気にロッドが持って行かれそうなパワーです。
流れに乗って倍加するパワー、それが二度三度と続きます、ヤマメですそれもかなり大きい。
何とか水面まで上げました、姿が見えた瞬間フックが外れ急速潜行してゆくヤマメ。
恥も外聞もなく、その場にしゃがみ込んでしまいました、動けないのです。
ルアーを見ると、スナップの付け根のリーダーがボロボロで、フロロカーボン特有の枝毛状になった擦れ方をしています。
【減水のワンチャンスに掛ける】
どうやらヤマメはブレードの付いた後ろ側のフックではなく、ナマズの皮を付けた前側のフックを喰ったようなのです。
ブレードも万能ではない、ということなのかもしれません。
この一週間この事が頭から離れません、出勤前に何度出かけようとしたことか。
そして今日がきました、何とかしてあのヤマメを釣り上げなければなりません。
水位が下がっていることから、チャンスは一度だけ、日中は岩陰に隠れたぶん出てこないでしょう。
それで、明け方の時間帯に全てを掛けました。
暗いうちに出かけ、現場について支度をしているうちに明るくなってきました。
目指すはあのプール、釣り場に着いて時間を掛けて観察します。
思ったより減水しているため、プールの流れ込みに入っていると判断。
ルアーは前回と同じ、フォレストのマーシャル渓4.8g、流れ込みの脇の緩い所にキャスト充分沈めたら、白く泡立つ本流に吸い込まれていきます。
3回キャスト・・・出ません、時間を開けミノーで釣ることにしました。
あくまでフローティング・ミノーにこだわるため、DDパニッシュ65にナッゾブレードを付けたヤマメカラーを選択。
【ミノーを喰ってきた】
流れ込みの脇にキャスト、潜らせた後流心に入れ、高速で引いてきます。
コツンとしたアタリがあってフッキングのためリールを急いで巻き、同時に後ろに下がります。
「喰った」、流れに乗って走ります、けれども水面の波が朝日を反射させ、魚もラインもまったく見えません。
激流と乱反射で魚が見えずネットが使えません、何としても逃したくありません。
一気に勝負に出ることにしました、激流の中でのゴボウ抜きです。
ロッドを充分しならせパワーを溜め、反発力を利用しながら自分が立つ岩場に抜き上げました。
【色が違う!】
抜き上げた瞬間、色が違う!何でだ、イワナだ、ヤマメじゃなかった、サイズはジャスト30㎝。
再びしゃがみ込んでしまいました。(笑)
最初の魚と、釣り上げた魚は同じだったのか?それとも違うのか・・・。
同じ場所で同じルアーで釣ったヤマメ、サイズはチト小さい22㎝。
ちなみに昨年釣った、ヤマメ29㎝もナマズの皮を付けたスプーンのフックに喰ってきました。