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令和5年 (2023年) 5月27日 秋田県藤琴川上流域
【天候】晴れ
【気温】午前11時・20℃
【水温】午前11時 14℃
【水質】良好
【水量】普通
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【瀬の釣りは楽しい】
先行者がいるという前提で時間をずらし、午前11から釣り開始。
水温14℃、もうすでに魚達は瀬に入っている。
瀬の釣りは楽しい、ゲーム性が強く出る釣りだ。
イワナ達は盛んにパニッシュを追った、もちろんオレの場合はフローティング・ミノーだ。
瀬の釣りは、ミノーを早くも引ければ、引くのを止めても沈まず、流れ続ける。
【トキメキの予感ナッゾジグ】
それと意外だったのは、ナッゾジグだ。
昨年まではナッゾジグ3.5gを使ったけど、今年から瀬でも5.5gを使った。
そのナッゾジグに、今回はナッゾブレードのウィロー型の0番と、00番の2枚付けている。
ナッゾジグ5.5gを、イワナ達は積極的に追ってきた。
釣り方も変えた、瀬でもナッゾジグを、積極的に泳がす方法に変えた。
水深の浅い瀬の釣りでは、イワナ達は鳥などの外敵に対処するため、岩陰に入る。
なので、水深の浅い瀬では、流れの中の岩などを擦るようにルアーを通すのが良い結果を出す。
文字通り「岩魚」という名前は伊達では無い、彼らは好んで岩陰に入る。
【だんだんミノーを使わなくなった(笑)】
今回釣ったイワナ32㎝は、流れの当たる岩盤の下に入っていた。
岩盤のエッジが流れに当たっていて、そこをナッゾジグ5.5gを通すと、いきなり出てきた。
ナッゾジグを喰った瞬間、アワセを入れた、フックはスミスのシュアーフックタテアイ・ファインワイヤーだけど、バラシを一切気にすることがなかった。
他のルアーには、自作フック丸呑チヌを使っている。
オレはこのフックに絶大な信頼を寄せるようになった、魚とのファイト中驚くことに、オレは一切バラシの心配する事をしなくなった、必ず取れると思い始めている。
【丸呑みしたトリプルフックはラインを切れ】
パニッシュ70Fでも、27㎝のイワナを釣ったけど、トリプルフックを丸呑みしていた。
バーブレスではないため、外すのに時間が掛かった。
こんなときは迷わず、スナップの近くでラインを切った方がいい。
ラインを切ることによって、魚の扱いが楽になり、フックを外す扱いがかなりよくなる。
【40㎝と思われるイワナ】
で、今回は40㎝くらいのイワナを見つけた話しだ。
水深のある大場所でナッゾジグを投げた、そのナッゾジグにユックリと40㎝はあろうかと思われるイワナが姿を現した。
デ、デカイ、ビックワンだ、ルアーを操作するが、喰わない。
シルバーのナッゾジグに出てきた、ナッゾジグにまとわり着くように、一緒に流下してくる、水深は2mの深く流れのある淵だ。
オレは静かにナッゾジグを回収、オレは迷った、なぜ喰わなかったのだと。
二投目の誘惑に駆られたが、10分間だけ時間を空けることにした。
10分間にたいした意味はない、その時の気分次第なのだ。
なぜ喰わなかったのか、ルアーか、カラーか、大きさか、オレは大きさに賭けた。
取り出したルアーは、マーシャル渓4.8g、カラーは迷わずイワナカラー、これで勝負を賭ける。
ライン、フックなどをチェック二投目、ルアーをかなり上流に投げ、時間を掛けて沈ませる。
出てきた、長い、かなり長いイワナだ、蛇を連想させるような柔軟な泳ぎだ。
その時だ、突然横から他のイワナが出てきた、電光石火のスピードで。
なんとマーシャル渓を喰ったのだ、臨戦態勢にあったオレは派手に合わせてしまった。
「クッソタレー」オレは思わずそのイワナに悪態をついてしまった。
釣れたイワナからフックを外すとき、なぜか手が震えていた。(笑)