【今年で5年目のバリスティク】
ダイワ、バリスティクLT2000SS-XHを使い始めて、今年で5年目であっという間の時間が経った。
長いことシマノのツインパワーを使っていたので、ダイワのカーボンのザイオンが分からなかった・・・・ザイオンって、ナニ? (笑)
使って分かったのは圧倒的な重量の軽さ、巻き始めの軽さ、それに感度もよかった、これからはカーボンがどんな形で、釣具の世界に入ってくるのか気になる。
【バリスティクを分解】
カタログ上からは消えてしまったけれど、バリスティクを使って4年、トラブル無しできたし、メンテナンスといってもオイルを差すくらいで、一度もボディを開けなかった。
今年は5年目なので、バラしてグリスアップすることにした。
開けてみると綺麗なもので、グリスを入れ替えて組み上げた、ベールの戻りが少し悪くなってきたので、ベールの付け根の部分(アームカム)を開けてグリスアップした。
【ツインパワーから消えたモデル】
で、今年で5年目のリール・バリスティク、2024年のカタログで次期渓流釣り用リールの候補を探してみた。
ギヤ比6対1を中心に見ていく、シマノから見てゆく、まずはステラC2000SHGはギヤ比6で最大巻き上げ長が80㎝、買えないので深く考えないようにして(>_<)、ツインパワーを見てみる、そして驚いた。
ツインパワー2000番でギヤ比6が消えた・・・・あるのはC2500SXG、ギヤ比6.3のみ、消えたのはもちろん商売にならないからだ・・・・?
ヴァンキッシュC2000SHGでギヤ比6.0、最大巻き上げ長81㎝、そしてストラディックはギヤ比6.0はある、他のモデルでも2000番ギヤ比6.0は存在する。
なぜかツインパワーだけが2000番ギヤ比6.0がない。
じゃーぁ、ダイワはどうなのか。
イグジスト、セルテートには2000番ギヤ比5.8はあるが6.0はない、最大巻き上げ長は76㎝、充分に許容範囲。
2000番ギヤ比6.0以上は、ルビアス、フリームス、レグザ、レブロス、レガリスになる。
【ストラディックを持って海に行く】
で、ここで話は変わる。
ストラディックを持って海に行ってきた、待ちきれなかった。
2年間海に行っていない、3年目久々の海は風が強く、容赦なく体温を剥ぎ取ってゆく。
ロッドにストラディックを付けて、早くこのリールの素性を見たかった。
釣りにはいろいろな要素が関わり合う、ロッド、ライン、フック、ルアー、これらの役割を一個の道具リールが側面から支えることになる、一生の間に一度有るか無いかの大物を上げるため、最後の最後にモノをいうのがリールだと思っている。
ロッドにストラディック4000XGを付けラインを通す、ベールを起こし指でラインを取る、キャストする、ルアーが着水、ハンドルを回す、ベールが返る。
リーリングを開始、このリールは有機的な回転感をオレに伝えてくる。
全ての動作が予想していたように動く、不自然さがない・・・オレは驚いた、わずか2万円くらいでこの性能を手にすることができるのだ。
ドコを見ても安っぽさというのがない、満足できる見た目、ベールを起こす、ベールが戻るこれらの操作は、童心に帰れそうなくらいメカニック的で心をくすぐられる、それでいてハンドルを回すと有機的な回転感が心を捉えて離さない・・・。
少し褒めすぎだ。(笑)
もうツインパワーに2000番ギヤ比6.0がないことなど、ドーでもよくなってしまった・・・・と思えるほどストラディック4000XGの出来はよかった。
ステラ、イグジストが到達した頂点より、誰もが無理せず買える価格で我慢せず使えるリールが出たことが、オレにとって驚きだった。
ストラディックC2000SHGがオレの頭の周りを、グルグル回っている・・・・こ、こ、困ったもんだ・・・。