By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

令和6年(2024) 9月12日の渓流釣り (さよなら夏の日、禁漁間近の釣り)

今日最後の大場所、底の形が変わっていた、入れ替わり立ち替わり釣り人が入る

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令和6年 (2024年) 9月12日 秋田県藤琴川上流域

【天候】晴れ

【気温】午前5時30分 17℃ 

【水温】午前5時30分 ・17℃ 午前10時・18℃ 

【水質】良好(最高の透明度)

【水量】減水

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【減水の中で】

オレはイライラしていた、ミノーを喰わないのだ。

禁漁間近で減水、オレは焦っていた、水深のある所では積極的にフローティング・ミノーを使った。

減水のため警戒心が高い、とにかくロングキャスト、ひたすらロングキャスト、岸からなるべく離れることができる場所では、5メートル以上離れた。

 

水深のあるプールで岸から7m位離れて、さらに姿勢を低くしてキャスト、パニッシュ70Fを流れに対して真横に投げる。

出てきた、25㎝くらいのヤマメが出てくる、素晴らしいダッシュ力で。

けれども、喰わないのだ、明らかにルアーの何かを見ている、一体何だ、フックか、ラインか、それとも音か。

ヤマメは強い流れを避け始め、段々瀬では瀬尻で釣れるようになった

【スプーンとミノー】

ヤマメの釣れる場所も変わった、もはや白泡の下とか速い流れにはいなくなったようだ、緩い流れとか、小さなポイントが続く段々瀬では、瀬尻でルアーを喰うようになった。

あれほど釣れていたMIUネイティブ3.5gは、パッタリと喰わなくなった。

その代わりにミノーを喰うようになったのだけれど、減水によると思われるプレッシャーのためか本気でミノーを喰っていない。

 

第一投目がとても大切で、二投目ではもう出てこない、笑っちゃうくらいハッキリしている。(笑)

でも、でも、ようやく釣り上げたのは、やっぱりスプーンだった。

フローティング・ミノーにはよく出てきたけど結局、喰わなかった、喰ったのはスプーンだった。

フローティング・ミノーのパニッシュとスプーンの違いは何だろう。

漠然とした感じではあるけれど、音なのかもしれない。

パニッシュでは短いトゥイッチングでアクションを付けているけれど、ヤマメはミノーが一瞬止まるときに、喰い損じているように見えているけれど、あれは喰いを止めているようにも見える。

音だとすると、フックがボディに当たる音なのか、それとも重心移動の鉄球なのだろうか、あとはラインが張るときの音なのか。

最後の最後で釣れたヤマメ26㎝、中型サイズだけどこれほど嬉しい年はなかった、この美しいヤマメはドー見ても尺ヤマメしか見えなくって震える手で何度も測った\(^O^)/

 

【堰堤で】

もういいかげん時間も経ってきた、目の前にデカイ堰堤が見えてきた、今日の最終地点だ。

水温も1℃高くなって18℃、限界の水温になった。

ミノーを止め、スプーンのマーシャル渓4.8gカラーはグリーンで堰堤下をやることにした。

 

思いっきり遠投した、白泡の少し手前に落とす、使っているロッドのほとんど限界の距離だ。

 

少し話が横道にそれるけど、オレのスプーン釣りでのスタイルではラインにテンションが掛かっていない時間が長い。

するとどうなるか?周囲にはトンボが飛び回っている、そのトンボ達がオレのキャストした4lb、5lbラインに止まろうとして、一直線に列ぶのだ。(笑)

蛍光グリーンとはいえ、あの細いラインが見えるのだ、ヤマメだって見えてるんだろーナー。(笑)

 

左側はコンクリート壁で、壁沿いに水が流れるのだろう、少しだけど深く掘れている、その周辺をマーシャル渓を通すことにした。

堰堤の流れ落ちる白泡めがけ投げ込む、周囲は舞い散る霧と、光を受け輝くプールの色でラインがよく見えない。

禁漁は間近、あと一回行けるだろうか、なかなか下がらない高水温が恨めしい

 

【震える手】

マーシャル渓は深い水深と流れのため漂っているのか、沈んでいるのか分からない。

それは第一投目できた、ロングキャストでもあったにもかかわらず、力強いトルク感が5lbラインを通してロッドに伝わってきた。

喰ったー、オレは無我夢中で大きくアワセた、さらにもう一度アワセた、もう夢中だった。

広いプールを走り回るヤマメ、オレは何度もランディングに失敗した。

 

惚れ惚れするようなヤマメだった、見事な体高と綺麗にそろった大きな尾鰭から目が離せない。

中型サイズはいつもだったら、通り一遍の感動だったけど今日は違っていた、釣れない先にあった美しいヤマメ、オレは手が震えていた。

美しい水、美しい山、その中で遊ぶオレ「遊びやせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子供の声聞けば 我が身さえこそ揺るがるれ」みんな遊ぶために生まれてきた

道の真ん中をノソノソ歩いていた、もう飛べないのだ、鳥達に見つからないよう木陰の中にソッと隠した、さよなら夏の日、もうじきここは雪に埋もれる