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令和5年 (2023年) 7月29日 秋田県藤琴川上流域
【天候】晴れ
【気温】午前5半時・26℃
【水温】午前5半時 ・15℃
【水質】良好
【水量】平均より少し多い
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【小型のヤマメの入れ食い?】
すっかり更新が遅れてしまった。
多くの釣り人がそうであるように、オレも早起きして釣りに出かけた。
今の時期、日が高くなると水温も上がり、釣りにくい状況になって行く。
午前5時半釣り開始、水温15℃悪くない。
イワナとヤマメが混生する流域だけども、今回は少し違った。
いつもは釣れてくる大半がイワナだったけど、どうしたことか今回はほとんどがヤマメ、そして小さい。(笑)
一等地に10㎝くらいのヤマメが陣取っているのだ、とにかく数だけはよく釣った。
アタリはビビビと、まるでキス釣りを連想させるアタリなのだ。(笑)
使ったルアーはスプーン、フォレストのMIUネイティブ3.5g、カラーはグリーン、フックはがまかつ丸呑チヌ4号、これにナッゾブレードのウィロー型を2枚付けている。
【なぜか20㎝クラスが出ない】
でも20㎝が出ない、何でだ?
最小のヤマメは、7㎝ミノーのパニッシュ70Fとさほど変わらない大きさで、オレは思わず弁解したくなった。
つぎつぎに釣れてくる小さなヤマメを見ているうち、がまかつ丸呑チヌの威力を感じてくる。
意外に多いのが、口の外に掛かっているので、見てはいないけど喰い損ねたのをフックが確実に拾ってゆく、そんな感じだ。
掛かりの状態は、カエシは半スレで確実にカエシまで刺さっているか、綺麗に貫通している。
今までだったらほとんどイワナが多かったのに、なぜか今年はヤマメが釣れる、けれども、小さい。
中型、大型ヤマメは、どこに行ったのだ?
大きい堰堤があるので、上流域への移動はできない、とすればかなり流れの強い底にへばり付いているのかもしれない。
【食性の変化】
後は食性の変化だ、水温が上昇し始めると、水中の虫たちはほとんど羽化してしまい、魚達は贅沢をいっていられなくなる。
で、フライフィッシングでは夏になるとテレストリアル(昆虫)の出番になる、それも大型のテレストリアルは必須になってくる。
夏を越えるため、喰えるのはナンでも喰っておく、当然フィッシュイーター化する、となればルアーではミノーの出番になる。
今まではフローティング・ミノーを使っていた、よく使ったのはパニッシュ70F、一時期はこのパニッシュ70F、ヤマメカラーだけ使った時期がある。
50㎜サイズのミノーには目もくれず、ひたすら70㎜ミノーを投げ続けた。
白泡の中にも、フローティング・ミノーを通した、フローティング・ミノーといえども底に向かう流れは強く、簡単にフローティング・ミノーを底に持って行ってしまう。
使い方は、落ち込みの上流にフローティング・ミノーを投げる、そのまま流れにまかせ白泡の中に入ったら、素早くフローティング・ミノーを泳がす、やる気満々のイワナ、ヤマメだったら一発で喰ってくる。
【スプーンから抜け出せない】
なのだけれど、最近はスプーンから、なぜか抜け出せない。(笑)
もう最初からミノーが頭の中にないのだ。
「アー、そういえば昔はミノーで釣っていたナー」みたいな感じなのだ。(笑)
最大の原因は、インクス・レーベルから発売された、ナッゾブレードなのだ。
このブレードとスプーンの組み合わせが、もう気になって、気になって、仕方がないのだ。(笑)
アブが出てきた、お盆が過ぎるまで渓流は一時、お休みだ。