今、自宅には2台のニーチェアがある。
使ってもう30年位かなー。
いまでは部屋の一部となっていてその存在すら忘れてる、この椅子に身を預け好きな本を読んでいるときが気の休まる時間となっている。
さすがの一級帆布「倉敷帆布」も30年も使っているとほころび始めてくる。
椅子の一番上でパイプが入るところの布が破れパイプが出ている、本当に長い付き合いになってしまった。
【アウトドアとしてのニーチェア】
そのニーチェアをキャンプ場など屋外に持って行くことがある。
元々、屋内用の椅子だからアウトドアの椅子と比べるのもなんだけど、買った時からアウトドアの椅子に見えてそのイメージが今でも続いている。
キャンプに持って行くにはかさばるけど、この椅子を屋外で使うと最高だ。
一度、町内会で子供たちを親同伴でのキャンプ場でのレクレーションに2台のニーチェアを持って行ったことがある。
スタンダードのニーチェアとロッキングタイプを持って行った、同伴した一人の父親はロッキングをイタク気に入ったらしく、この椅子から離れようとはしなかった。
なぜニーチェアを屋外に持っていたかというと、今までのアウトドアの椅子ではうまくいえないけど窮屈なのだ、変に気を使ってしまう。
楽な姿勢を身体が求め、頻繁に姿勢を変えてしまう、そのことだけで身体が疲れてしまい結局テントに入りゴロンと横になってしまう。
ニーチェアにはそれが無い、いや正確には楽な姿勢を身体を取るために身体を動かすこともあるが、姿勢の変化を受け止めるキャパシティというか余裕がある。
それらの性能を作りだしているのがシッカリとした強度のパイプと角度、そして倉敷帆布だ。
【インドアにしておくには、もったいないほどの隠された性能】
屋外で使用するときも好きな本を持って行き、ニーチェアの横にはテーブルを置き、そこには珈琲とチョコ、モー最高です。
渓流釣りにも持って行ったことがある。
釣り終えてヘトヘトになってクルマに戻ってくる、そしてクルマからニーチェアを引っ張り出しウェイデングシューズと重いフィシングベストを脱ぎ捨て、ゴロンとこの椅子に寝る？、本当にそういう感覚になるのだ。
この背もたれの絶妙な角度がそうさせるのだろう、制約の多いアウトドアの椅子と比べるのもフェアではないけど、ついつい比べてしまう。
なんといってもこの椅子の強度はハンパではない、体重を乗せてもシッカリと受け止め変形しない倉敷帆布が実に心地よい。
普通、椅子は4本の足で安定を保つが、地表が柔らかい場合やデコボコの所では少々安定に欠けるがニーチェアーは前後に繋がった2本のパイプで椅子を安定させる。
アウトドアではこれが抜群の安定性を生み出す、もともとが丈夫な鉄製のパイプをつかっているので相乗効果でアウトドアの椅子とは別世界の快適性を享受できる。
アウトドアで使うときは足の部分に電気コードなどを束ねる螺旋状のスパイラルチューブを巻き付け、汚れや傷が最小限になるようにしている。
この椅子インドアだけで使うのはもったいない、アウトドアでも最高の椅子だ。
問題はこの価格をどう見るかだ、本や音楽好きなら間違いなくお薦め、ついでにアウトドアの趣味を持っていればクルマを所有している確率が高いため、アウトドアの趣味の道具を一つ買ったつもりで所有する事を強く進める、アウトドアの椅子と比べコンパクトにたためないけど車には入る。
アウトドアでのニーチェア一度お試しあれ。
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【貴方がもし独身だったら、今のうち買っておいて損は無し】
確実に10年は使える、オレがよく使う計算方法だけど、独断と偏見に満ちていまス。
10年使うとして1年間だと3,564円、これは買いです。
で、間違いなく10年使える！
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