イワナやマメは音に敏感です。
目的のポイントに移動するときは、なるべく渓流の流れに入りながらの移動は要注意です。
陸側の移動が可能ならば、そちらを使います。
もしも、どうしても目的のポイントに行くには渓流の中に入っての移動ならばキャストするには貴方の許せる限りの時間を作りましょう、直ぐにキャストしてはいけません。
釣り人が多い場合、渓流魚は音に敏感になるような傾向があります。
岸の直ぐ側を歩いていても音は水中に届くようです、できる限り岸から離れましょう。
休日などは先行者の足跡を観察することも釣果に繋がります。
足跡が見られないとき、先行者は流れに入りながらの移動したとも考えられます。
そのようなときは、水中の中を観察すると水中を移動した痕跡が見られます。
そのようなときは、先行者との時間差を作るか、できる限りのロングキャストをするようにしましょう。
ルアーが水の外にある岩などの障害物に当たった音にも敏感に反応します、ましてや水中の障害物等に当たった音などはかなりよく伝わると思った方が賢明です。
私は経験がありませんが、鮎の友釣りの針が石に当たるときに出る「チャリン」という音が聞こえると聞いたことがあります。
ましてや魚達の水中での聴力は人間の聴力を遙かに超えていると思っています。
渓流のルアーフィッシングやフライフィッシングは視覚が大切な要素ですが、音に対しては意外と盲点になってしまいがちです。
音に対しての意識が渓流釣りの結果を上げる要因です、常に意識づけましょう。