【釣り組対ヤス組】
渓流魚であるイワナ、ヤマメは30㎝以上だったら自慢できます、俗に言う尺物です。
もちろん、そう簡単には釣れませんし数が少ないと思われます。
さて、それは本当なのでしょうか?
私の知人がその友達数人と真夏に渓流に出かけたそうです。
知人はもちろん竿で、友達数人はヤスでイワナを捕りに。
結果はヤス組の大勝利、竿組はゼロ!で大敗。
内容を聞くとヤス組は潜って岩の隙間に居る大イワナだけを突くそうです。
捕ったイワナはすべて尺以上、捕った数は忘れてしまいましたが、尺イワナをズラリと並べたそうです。
知人が釣っている岩場で
「チョット待ってろよ」といい、知人が立っている岩場に飛び込み、尺イワナを突き見せたそうです。
知人は釣っているのが馬鹿らしくなったと語っていました。
【尺物は相当数居る】
尺物は数が少ないのではなく、相当数いるのではないのか、と思った話でした。
実際のところ、尺物は我々が思っている以上に居るのだと思います。
でもそう簡単には釣れないのが、大物です。
【尺物の時間帯を絞る】
ではイワナを釣るとき、どうするか?
まずは時間です、順番的には朝、夕、昼の順番だと思っています。
朝はビッグサイズの釣れる時間がソコソコ長い、夕方は時間帯を絞る必要があります。
問題は昼です、それこそ水中の岩や岸の岩場をスレスレにルアーを通す必要があります。
根掛かりは覚悟しておく必要があり、ダウンストリームのように下流にキャストして岩場や石周りをユックリとルアーを通すのも一つの方法です。
ヤマメは分かりやすくいうと、流れのど真ん中に定位します。
【魚はルアーを確実に見ている】
初心者は自分のルアーを魚が見ていないのではないか?、と思われるかもしれませんが心配はいりません、確実に見ています。
ただ、大物の捕食のスイッチが入らないのです。
私がよく使う方法として、フローティング・ミノーを一旦潜らせ、その後ラインのテンションを抜きミノーを浮き上がらせる方法をよく使います。
この方法を使うとどこから出てきたのか分からないほど、ハイスピードでミノーに襲いかかる場面がよくあります。
小型のサイズではこのようなことはありませんでした。
【大物の捕食は一撃離脱】
泳ぐミノーに注目していて、フラフラ浮き上がっていくとき喰えると思いこんだ瞬間、捕食のスイッチが入るのだと思います。
表現的にどうかとおもいますが戦闘機の「一撃離脱」に似ていると思います、一撃に失敗したらそこまでで、無駄に追撃したりしないようです。
このミノーを浮き上がらせる方法を使い出したのが、自分のことなのですがよく分かりません。
たぶんトウィッチングから使い出した方法だと思います。
トウィッチングの間隔を延ばし、更に延ばしていった結果だと思います。
海のサーフでもこの方法を使いましたが、ヒットの瞬間がよく分からないのが難点です。
上の写真のシーバスは水面近くに浮き上がったミノー目掛け突進したため、水面が炸裂して一瞬心臓が止まりました。(笑)