秋田の渓流釣りが解禁になりました。
外はまだ寒く、雪が降ったりの天気、サクラマスは好調な様子です。
秋田ではこの時期雪融け水のため水量が多く、釣るポイントは限られてきます。
この時期ミノーでの釣りは、上流に投げての釣りアップストリームよりも、魚にルアーを見せる時間が長いダウンクロスのほうが良い結果を出せます。
【最初のトゥイッチングの練習】
ミノーを横方向（もしくは斜め下流）にキャスト、ミノーを流れに乗せると扇型に流れ始めます。
この時、トゥイッチングをしながらミノーを流します。
最初はリールを巻かずにミノーを流れに乗せながらロッドを寝かせ小刻みに操作すると、トゥイッチングのコツが分かるようになります。
この操作になれたらリールを巻きながらミノーをトゥイッチングさせます。
【狙うべきポイント・石】
水中の石の後ろは見逃せないポイントです。
石の後ろは流れが巻き込み、渦の後ろは普通に下流に流れます。
その境目は流れがゼロに近く、底の境目に魚が定位します、魚は最小限の体力で定位できます。
そのポイントを扇型に流れるダウンクロスで狙います、その時リールで距離を調整していきます。
また、少しでも深くなっている箇所があったら、そこにも魚は定位します。
なぜなら、少し深くなっている所も流れが緩くなり定位しやすくなるからです。
【狙うべきポイント・緩い流れ】
水温が低いときヤマメやイワナは緩い流れに定位します。
流れが反転する箇所は期待できません、反転しない緩い流れを釣りましょう。
放流されたばかりのイワナ、ヤマメは好んで緩い場所に集まります。
緩い流れは下流にキャストするダウンクロスでも釣れます。
スプーンでも可能です、その時は上流に向かってスプーンをゆっくり泳がせますが、スプーンが浮き上がらない重さと速度が重要になります。
根掛かりしそうになったら速度を速めたりしながら泳ぎを調整していきます。
【スプーンのカラー】
早春の頃は活性が低いため地味な色よりも、アピールを優先させます。
レッド、ピンクなどが多用されます、この時スプーンの大きさよりも重さを考えましょう。
水深に合わせて重さを選びます、中層から上層にあるスプーンにはヒットしません。
必ず中層より下を釣りましょう。
