By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

増水で釣りにならない、とにかく釣ってみた結果 藤里町粕毛川上流

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現場に来て増水にビックリ、これでは釣りにならない

8月24日、そんなに雨が降った印象が無いのに、釣り場に来てビックリ。

あまりの増水に釣りにならない、濁りもきつく底の状態が読めない。

こんな時は意外とルアーの根掛かりが多くなりロストする確率が高い。

濁りが高いときは魚にルアーの存在を知ってもらうため、スピードは遅くするためフローディング・ミノーを下流にキャスト、そしてユックリとミノーを引いてきます。

 

【フローディング・ミノーの利点】

時々、リールの操作を止めて短いポーズを入れ、ルアーの存在をアピールします。

フローティング・ミノーの利点はこんなときで、ダウンストリームですからリールの操作を止めてもミノーは沈まず、流れの抵抗を受けその場で泳ぎ続けます。

濁りも入っているため警戒心も低くなり、ミノーを喰ってくる確率が高くなります。

 

増水が高くなると魚達は散らばり、ポイントが絞りにくくなります。

しかし、増水が高くなると場所の移動が制限され、ますますポイントが絞りにくくなります。

 

【ルアーの選択】

上の写真の場所でとにかく釣ることにしました。

選択したルアーは、シュガーミノー60F(フローティング)カラーは赤金、さらにルアーの存在感を高めるためフックに赤の光るマテリアルを付けたフックに交換しました。

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上からシュガーミノー60㎜、パニッシュ70㎜、85㎜アピール性の高い85㎜も考えましたがシュガーミノーを選択

 

【釣ってみた結果】

流れの遅くなる場所で、斜め下流の対岸にキャスト、ロッドを強く引きミノーを潜らせます。

流れの抵抗を受け扇型にミノーは移動して、自分の立つ下流にきます。

ユックリと自分の居るところまで、短いポーズを入れ引いてきます。

すると非常に重い引きがきました。

喰った!たぶん優に尺を越えるイワナです、スミスのロッドをひん曲げたままイワナは上流に移動しました。

 

どうやら流心に入ろうとしています、流心に入られたら増水した渓流に入ってのランディングは不可能です。

ロッドは高い位置なっています、そのままテンションをかけ続け後ろに下がれば良かったのに、ロッドを下げリールを巻こうとしました。

この一瞬、テンションがなくなったとき、アッサリと本当にアッサリとフックが外れました。

 

茫然とその場に立ち続けました。

相当の大物です、濁りで大きさは分かりませんが腕に掛かる重量感が並大抵ではありませんでした。

テールフックがあったらランディングできたかもしれません、けれどもテールフックを付けないと自分で決めたことですから・・・・。

 

またまた、大物を逃した記事ですが初心者の人に何かの参考になればと思い書きました。