釣りでも、実生活でも直感力を磨くのは決して無駄ではない。
理屈をこねるのは後回しで良い、直感力またはファースト・インプレッションこそがその後の展開を決定づける。
当然だけど当たり外れがある。
けれど何事も継続が大切、失敗を恐れず繰り返すと自分なりの傾向やズレが出てくる、
それを直視する事。
釣りの第一条件が、この直感力、その後に理屈がある。
感じ取るこそがまず最初、その場所が理屈に合っていようが、無かろうが「この場所でキャストしてみたい」と思ったら、迷わずキャストしてみること。
貴方と魚は違う世界で寝て、起きて、飯食っている、貴方と魚は同じではない。
実生活でもこの直感力はチャーンと確実に反映されてくる。
例えば、人の財布の中身とか、彼女の下着の種類とか、常に真実は見えないところにある。
詐欺師は本音を絶対に見えないところに「隠す」、ナもんで見える表面は華麗に豪華に飾り立てる。
詐欺師の服装は豪華、人目を引く腕時計、連中はドーユーわけか美人の秘書を連れ歩く。
ダマシタ貴方が悪いのか、だまされたオレがバカなのか。
欲と色が絡んだ場合、貴方が悪い。
話を釣りに戻そう。
何度でも言うけど、直感力を磨きましょう、磨きなさい。
理屈は後から着いてくる、釣ったらその場で「あの流れで、あの深さで、あのルアーだから」と。
決して後で考えない、その場で考えること。
武術の達人や、オリンピック級のいわゆるプロは、一瞬で相手の実力を評価する。
理屈はその後だ、昔の武術などではこれが出来ないと、命がいくつあっても足らなくなる。
リールやロッドが魚を釣るのではない、釣るのは「貴方」ですゾ。
ナンカ説教みたいになったけど、悪しからず。