台風15号は予想外の破壊力で時間と共に被害の大きさが分かりだした。
被害を受けた皆様心からのお見舞い申し上げます。
いつも思うのだけれど、こういった災害に対して一人一人ができる範囲で自衛策を考えた方がいいと思う。
行政を当てにしないでとにかく、三日間飲んで食べてできるよう考えてみた方がいい。
自分ができることでいいから、例えば料理が得意なら三日間の食材を用意してみる。
【得意分野から災害に対処する】
日曜大工が趣味だったら、災害に対して家の補修材料を揃えてみるとか、クルマが好きだったら自分の車で最大でどこまで行けるか考えてもいい。
自分の得意分野から災害の対処法を考えてゆくと、そこから先にある災害の対処法も見えてくるかもしれない。
そんな得意分野を持った人が、連係する事が最も大切なことだと思う。
災害において各個人が孤立することは、人的被害を更に高めるし、孤立した人は情報に疎くなりチョットしたデマに流されやすくなる。
【食料を準備する前に】
もしも、災害に遭ったら火と水は絶対確保である、食料のまえに「火と水」と覚えてください。
真冬に災害に遭ったら、寒さで食事ものどを通りませんし、食料も凍っている可能性もあります。真夏も同じで火を通すことで、水や食料が飲食出来るようになります。
近くに友人がいたら、災害時に合う場所をあらかじめ三つくらい用意するのがいいと思う。
友人知人と連係したほうがいい、孤立はいつも最悪だ。
連係する人は必ず出てくる、くだらない世間体が崩れる災害時は、意外な人と連係できる可能性がある。
まずは、自分の得意分野から災害を考えることが大切だと思っているし、その方が長続きする。
そして、孤立から絶対避けること、オレも含めて人、個人個人は万能ではない。
今回の台風15号は、倒木のため長期停電という状況を、オレ達は目撃した。
災害の新しい側面だ、これからの災害は今までとは違う側面が現れるような気がする。
さあ、自分の得意分野から災害の対処法の準備をしましょう。
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【21世紀サバイバル・バイブル 柘植久慶著】
この本はあらゆる状況を想定して生き残ることを目的に書かれた本である。
水害火災から戦争、テロに至るまであらゆる状況が想定されている。
実際、実戦の経験が豊富な柘植氏の解説は説得力がある。
一般的ではないという意見もあるけれど、手元に置いておく価値は充分にある。
災害時の知識が知りたい、もしくは必要とする人は必読の本。
21世紀サバイバル・バイブル (集英社文庫) [ 柘植久慶 ] 価格:668円 |