ここ秋田では初雪が降り12月末で根雪になる。
秋田の魚、ハタハタが捕れるようになると釣りは一旦休みにしている。
12月に入り海が荒れ出すとハタハタは産卵のため接岸する。
ちなみにハタハタは深海魚で産卵は磯の海藻に産み付ける。
深海魚だから高水温の時は接岸しないで、沖で待機しながら海が荒れる時を待っている。
海が荒れると底から海水が、かき回されるので一気に水温が下がる。
すると一気に接岸する、モタモタしていると水温が上がり生存できないのですぐに産卵に入る。
ハタハタの字は魚と雷で「鱩」、これは12月に雷が鳴ると海が荒れるので、ホントに巧い表現だと思う。
ちなみに桜鱒は桜が咲く季節になると遡上するのでサクラマス、美しい名前をつけたもんだ。
鮎は占いに使ったのでアユ、枝針のどこに掛かったかで占いをしたらしい。
または神功皇后が戦勝祈願で釣れた魚がアユだったからともいわれている。
美味い魚はいろいろあるけど、喰ってて飽きない魚はメザシだと思う。
人に言うと笑われる、「エー、メザシなのか?」というけれどメザシは旨い。
だってサ、白人だって喰ってるんだよ、メザシではないけれどオイルサーディンやアンチョビだ、どっちもイワシ。
DHAが豊富で頭が良くなるらしいが、オレの場合は一向に良くならない。
魚も適度に水分を抜いていくとうま味が増す、釣りたての魚もそれなりに旨いけど寝かせるともっと旨くなる。
これからもっと寒くなる、釣りにも行けないし脂肪のない痩せた身体ではツライのでセッセとブログを書こうと思っている。
このブログを読んで下さる皆様、風邪などひかぬようおすごしくださいませ。
上の写真は2006年のもの、この雪は5月の連休でも残っていて関東方面から遊びに来ていた人達が珍しがってよく見学に来た。(笑)