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【天候】晴れ
【気温】忘れた
【水温】午後11時13℃
【水質】良好
【水量】やや減水
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【出てこないヤマメ】
今回は新しいフックを持って、早速出かけました。
一つはスミスのシュアーフックタテアイのファインワイヤー、いわゆる細軸で刺さりの抵抗を減らしたフック。
もう一つは、自作フックでがまかつの「丸呑みチヌ」、軸は太いがフックにナノ・スムースコートがコーティングされているもので、これも刺さりの抵抗を減らしたもの。
この二種類のシングルフックを持ってヤマメ釣りに出かけた。
場所は藤琴川の下流域で、ここはかなりの釣り人が入る。
川は減水傾向にあり、釣り上がるには最適だけどヤマメの出が渋い、本当に渋い。
漁協はサクラマスに力を入れていて、ヤマメの放流は減少気味とも聞いている。
結果を先に言うけど、釣り上げたのは25㎝のイワナ一匹だけ。
後は全てバラシの連続、原因が更に分からなくなった。
小型のヤマメが掛かってもいいのに、どうしたことか小さいのが掛からない。
掛けたのは全て中型から大型のヤマメだけ。
【デ、デカイ】
いつものようにマーシャル渓にブレードを付けたもの、けれどもマーシャル渓には出てこない、まったく反応無し。
反応があったのはインクス・レーベル、のナッゾジグでカラーはシルバー、これにヤマメが反応した。
釣り開始から反応無しでミノーを使ってみることにした。
その場所は水深が浅く、底が小石などで速い流心のため水面が大小の波が立っている。
流れが速いため波がきつく、居ても小型のヤマメかなー、そんな場所だった。
その流れをフローティング・ミノーのパニッシュ55Fで真横に引いてくる。
パニッシュにはベリー側とテール側に、ナッゾブレードのウィロー型00番を付けている。
波の中で短く引く、そして短くラインテンションを抜く、ラインのテンションを抜くと波にもまれわずかに流される、これを繰り返す。
するとドーンと来た。
デカイ、とにかく流心から引き離す、流心から引き離すと流れの緩い浅瀬になる。
浅瀬に誘導され危機感を感じたヤマメは、バチャバチャと猛烈に暴れ出した。
ま、マズい自分のトリプルフックはバーブレスフックなのだ。
ヤマメも危機感を感じたけど、オレも危機感を感じた、バレやすい状況なのだ。
逃がすものかと、追いアワセをすると、ナンとフックが外れてしまった。
思わずボーゼンと立ちすくむ、計ったわけでは無いけど、もしかしたら、もしかして尺ヤマメ・・・だったカモしれない。
ガンガン流れる流心の浅瀬の、どこにあのヤマメは居たのだろう、そしてどうやってあの激流で定位していたのだろう。
【バーブレスは刺さりやすく、外れやすい】
で、バーブレスの話し。
ネットインや岸にズリ上げた時なのだけれど、バーブレスは簡単にフックが外れる。
だからルアーが掛かったままの、写真撮影はなかなか出来ない。
間違いなくバーブレスは深く刺さる、問題は魚とのファイト中、ラインテンションを常に張っておくこと、これは慣れるしかない。
あとは追従性のよいロッドと、収縮性のあるナイロンラインがバレを低減してくれる。
陸上で暴れると簡単にフックが外れる、視点を変えると刺さりやすく外れやすいともいえる。
そんな中、大活躍してくれたのが、インクス・レーベルのナッゾジグ5.5gで、カラーはシルバー。
ヤマメ達は減水で、白泡の中にいた。
こんな時は、落ち込みの白泡の中にルアーを投げ入れるか、それが難しい場合は落ち込みの少し上流にキャストして落ち込みの白泡に持って来る。
白泡の中に入ったら根掛かりを防ぐため、すぐにルアーを底から離すこと。
何回か白泡の中で掛けたのだけれど、全部バラしてしまった。
フックは「丸呑みチヌ」の自作フック、何かがおかしい。
で、ヨクヨク見るとPEラインが針の耳に乗っていない、反対に付けていた。(笑)