【温暖化って、ナンだったけ?】
ホントに温暖化なんてあるのかよ、と思えるほど雪が降った。
こんな年は、ある日ドッサリ雪が降りそれが残り、大雪だと思うのだけれど、それが今年は無い。
昨年のクリスマスあたりから、雪が降り続け気がつくと大雪だった、そんな感じだ。
【軒が折れてしまった】
軒が折れてしまった、これは痛い、いい加減古い家になってきたから、雪の重みに耐えられなかった。
子供の進学のため修繕費なんて、逆立ちしても出てこない。
なので自分でやることにした、屋根の構造なんてまったく知らないが、とにかくやることにした。
こうなるとやることが、あり過ぎる。
子供の進学、釣りの準備、そして屋根の修理、これらを渓流釣りの解禁前にやっておかないとユックリ釣りに専念できない。
【勝つためのデザイン】
さて、釣りのお話。
シマノはリールのフラッグシップに位置するステラをバージョンアップさせた、22ステラが出た、そしてダイワではイグジストもバージョンアップした、22イグジストも出て両者とも興味深く見た。
個人的見解だけど、金属屋のシマノ、カーボン屋のダイワの印象があり、両社の進むべき方向が次第と鮮明に出てきたような気がする。
世界最大の自転車のパーツ屋、シマノは当然のごとくギヤの精度を更に上げてきた、というよりは各パーツ、そしてその動作にも圧倒的な精度を出してきた。
こうなると釣り道具というより、精密機械の感がする、出せる精度はトコトン出す、それがステラの存在理由なのだと思う。
なんたって自転車パーツのため、風洞実験施設まで作った会社だから、ハンパじゃない。(笑)
ステラもここまで来ると文句の付けようがない、各パーツの材質、精度、そしてそれらを生かす組み立て、リールも来るところまで来たと思う。
オレがこれからのシマノに求めるのは新しい発想だ、いずれそのうちスピニングリールにも電子化の波が押し寄せるのかもしれない。
【これからのデザイン】
ダイワのフラッグシップ機、イグジストもバージョンアップしてきた。
驚くのはその価格でアータ、じゅ、十万円ですゼ。
渓流で、こんなリールで釣りをしたら、さぞかし気分は最高だとは思うのだけれど、無い袖は振れない、リールに一万円札10枚は出せない。(笑)
今までのダイワリールに対する、たまり溜まった不平不満を一気に潰してきたのが、22イグジストだと思う。
ダイワのいうところの「エア」とはナンなのかよく分からないけど、エアドライブデザインを前面に押し出してきた。
ダイワはイバラの道と自慢する、素材ザイオンを最高機種イグジストでも捨てなかった。
帝国「フジガイド」に挑戦するかのような、カーボン素材で作ったエアガイド「AGS」は正直、ビックリした。
たぶんダイワはカーボンの可能性を追求すると思う、個人的見解だけどモノコックボディはザイオンを生かすために生まれた構造だと思う。
そして、イグジストを購入した人をダイワは「オーナー様」と呼ぶのだ、アナタは特別ヨということなのだ。(笑)
ダイワも来るところまで来たのだ。
【頑張れシマノ、ダイワ】
シマノ、ダイワも来るところまで来た、そう思う。
いつの時代も新しい「波」を作り出すのは若い人達だ、金属とオイルにまみれたリールも若い人達の感性と発想を必要としている。
両社共に、分かれ道に来ていると思う、共に新しい発想が必要な時代に入ったと思う。
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【シマノの歴史】
自転車は全くのド素人だけど、この人の解説は面白かった。
シマノが冷間鍛造にこだわるのも、分かるような気がする。