By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

スミスのロッド リアルフレックスTRF-53買いました (分水嶺ありがとう君がいたおかげで楽しかった)

さよならスミスの「BUNSUILAY」分水嶺と読める、今まで御苦労様でした、このロッドで釣った最大級がこの写真のイワナ44㎝、とにかく重かった

【10年間使った分水嶺

ロッドを買った、今使っているロッドはもう限界だ、壊してしまわないうちに買うことにした。

スミスのトラウティンスピンNBSL-56ULは10年間使った、よく使ったものだと思う。

上の子どもが中学生のときに買って、高、大、社会人になるまで使い続けた、けれども最近ジョイントの凸の部分が、使い続けるうちに削れて痩せてしまい、すっぽ抜けが多くなった。

アッという間の10年間、スプーンを多用しだした時期を支えてくれた10年間だった。

ロッドの名前がBUNSUILAYで「分水嶺」と読める、良い名前を付けてもらったもんだと思う。

このロッドは、とにかく魚を掛けると楽しかった、ロッド全体がしなやかに曲がり、パワフルではないけど、大物を確実に寄せてくる粘りを持っていた。

このロッドでいろいろなルアーを投げまくったけど、一番あってたのはスプーンだと思っている。

解禁開けで釣ったイワナ、サイズは忘れたけど、使ったスプーンはオレンジの2.5g
写真の記録が2012年だったのでロッド買って間もない頃、グリップも真新しい

 

【ルアーのお話】

チョットだけルアーの話をしたい。

2003年に発売されたDコンタクトの威力にビックリした、深場にいるイワナ、ヤマメを次々に掛け、NBSL-56ULを買った頃には第二弾のDインサイトはあったけどなぜかオレは、このヘビーシンキングミノーには走らなかった。

理由は今でもハッキリ判らない、無理やり理由を探すならば、フローティング・ミノーに執着したから・・・なのだと思う。

 

当然ながらフローティング・ミノーには限界がある、そんな時に活躍したのがパニッシュのサスペンドだった。

キビキビ動くフローティング・ミノーに比べ、サスペンドはノラリクラリ動く(失礼)、このサスペンドに食いつくヤツの気持ちが理解できなかった。(笑)

【究極的には好きか嫌いか】

それに対してフローティング・ミノーの泳ぎはセクシーだ、独断と偏見でいえばフローティング・ミノーの泳ぎは美しいと思う。

たぶん、たぶんだけど、オレとフローティング・ミノーは相性がいいのだと思っている。

突き詰めてゆくと、「好きか嫌いか」なのだと思う。

オレがもしもルアービルダーだったら、釣果など二の次で釣り人が、ヨダレを出して見入るような、セクシーで美しい泳ぎをするルアーを造るかもしれない。

だって趣味の世界だもの、オレみたいなのが一人くらいいてもいいと思う。(笑)

ロッドの新旧交代、これからはリアルフレックスのお世話になる

 

【万能竿リアルフレックス】

で、今回買ったのが、同じスミスのリアルフレックスTRF-53、このロッドは昨年から気になっていた。

カタログにはこう書かれている、「バーサタイルなトラウトロッド」、ひらたく言えば万能竿で、オレはここに引かれた。

 

昨年、水深のある堰堤で釣っていた、遠投するため思いっきりキャストした。

するとルアーと共にロッドのテイップセクションも吹っ飛んでいった。

無事にルアーと共に、テイップセクションも戻ってきたけど、いつかは回収できない事態になりそうだった。

こんなことしていると、ロッドを根掛かりしてしまい(笑)、ある日淵の底から山の神様が出てきて、「あなたが根掛かりさせた竿は、この金の竿ですか?、それとも銀の竿ですか?」

オレはたまらず「き、き、き、・・・・・・・・」みたいなことになると困るので、ロッドを買うことにした。(意味不明)

 

ありがとう「分水嶺」、君がいたおかげで、この10年楽しかった。

リアルフレックスのグリップは幾分短くなっている