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令和2年 5月31日 秋田県藤琴川上流
【天候】晴れ
【外気温】20度
【水温】11.5度(午前7時)〜13度 (午後12時)
【水質】クリア
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【釣り人の多さにビックリ】
行ってきました。
ビックリするくらいの釣り人の多さ、前日の土曜日もかなりの釣り人が渓流に入ったのでしょう。結果はゼロ、ゼロです。(笑)
全身が緑に染まりそうな新緑の季節で、水温も天気も文句なしの日だったのに。
あまりにも釣れないので、戦略を変えることにしました。
ミノーをパニッシュ55Fから、誰もが使っていないだろう(笑)パニッシュ70F・ヤマメカラーに切り替えることにしました。
よく行く釣具店でももはやパニッシュは置いていなく、渓流釣りのミノーのサイズは50㎜くらいでシンキングがメインです。
70㎜のフローティング・ミノーは絶滅種のような感じです。
ルアーは魚を釣る前に、まず人を釣らなくてはなりません、ルアーに限ってのことではありませんが・・・・。
【渓流で70㎜ミノーは決して大きくない】
初心者の人に言っておきますが、70㎜でもチャンと釣れますよ。
70㎜になると視認性が飛躍的に良くなります、これは同時に魚達に大きなアピールを与えることにもなります、反面派手なカラーと同じくスレるのも早い傾向にあります。
で、この大きさ70㎜のに掛けました。
【セオリー道理のキャストから始めた】
流れの強いそれほど水深のない瀬を選び、教科書通り上流の瀬のど真ん中A点にキャストしました。
二投目、強い流れに負けないようハイスピードでリールを巻きます、アクションを付ける暇なんかまったくありません。
パニッシュが流心から外れると、流心のど真ん中から矢のような速さでヤマメがパニッシュを目掛け、突進してきました。
野生だけが持つ美しい躍動感に思わず見とれてしまいました。。
パニッシュ70㎜と比べると、30㎝あったような気がします。
マズいことにパニッシュは岸の浅瀬B点に入り込んでしまい、更に大きな岩がパニッシュの行く手を遮ってしまいました。
これ以上リールを巻けないと思った瞬間手が止まりました、停止したパニッシュにヤマメは食いつきました。
ラインが岩に当たっていて、とにかく小さくアワセをした途端、岸の浅瀬でのため水面からビックリするくらいの大きく開けた口が出ました、で、で、デカイ!
危険を察知したヤマメは流心に戻るべき為、反転しました。
その瞬間、フックが外れました、しばらく放心状態が続きました、完敗です。
初心者の人は70㎜は大きいと思いますが、予算に余裕が有るならば一個揃えておくことをお薦めします。
【瀬の釣り方はとにかく底を読む】
瀬でのポイントは、一見同じような水深に見えても実際は少し深くなった底があります。
その掘られた底にヤマメは好んで定位します、たぶん掘られた底は水流が緩いのでしょう。
偏光グラスは必須で、水深がある場合周りと比べ少し暗くなっています。
また白っぽく見えるところは砂地が多く、ヤマメはほとんど定位しません。
最初は分かりませんが、慣れてくると底の状態が読めるようになります。
瀬での釣りは意外と面白いものです。
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【パニッシュ・フローティング・ミノー70㎜】
一本だけで良いから揃えておくことをお薦めします。
フローティング・ミノーとはいえ、大物を底から引きずり出す実力を秘めています。
フローティング・ミノーの最大の魅力はその動きにあります。
良くも悪くも流れの影響を受けるのが、フローティング・ミノーです。