By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

「我々は戦争に勝利したが、平和まで勝ち取ったわけではない」アルベルト・アインシュタイン 釣りに行けないので書いてみた

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三蔵法師孫悟空という軍事力を従えていた

また、8月6日がやってくる、広島が8月6日、8月9日は長崎に人類史上初の核攻撃を受けた日だ。広島、長崎の被害は想像を絶する状態で、8月15日、日本は敗戦する。

ホントにこの狭い国に二発も落としやがって・・・っていつも思う。

原爆投下をリアルに感じたのはアニメ「この世界の片隅に」だった。

 

250隻を誇った連合艦隊は敗戦時49隻しかなかった(伊藤正徳連合艦隊の最後より)

結局、軍人は政治をおこなってはいけないということだ、そう思う。

日露戦争では薄氷を踏む思いで勝った、一兵士といえどそれは「人」だった妻子供、恋人をもった「人」だった。

日清、日露と戦い続け有頂天になった軍上層部は一兵士を「一個」と数えるようになった。

ここに日本軍の悲劇がある。

 

いったい国って何だろうって思う。

海外からの旅行客はオレ達の住む国を、リップサービスを含め絶賛してくれる。

彼らの世界観から全く違った視点に立ち、そして多様なサブカルチャーを持つ日本を褒めてくれる。

驚くのは、マンガ、アニメなど、昔は馬鹿にされコケにされたジャンルは、今や日本を代表する文化として海外に圧倒的なファンを獲得した。

マンガを読みたいため日本語を独学で学ぶ若者達、今のオレには逆立ちしても出来ないことを若者達は軽々とやってのける。

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こんなこともアリだ

 

結局、国ってのは文化だと思う。

文化は芸術から生まれる。

国の頂点にあるのは文化であって、間違っても軍事や経済ではない。

素晴らしい文化があるから強力な軍事力が生まれる、素晴らしい文化があるから強力な経済力が生まれる。

文化は全てを生み出す母体だ。

だから間違っても軍事力や経済が国の頂点にあってはならない、この順番は絶対だ。

 

軍事力は文化を守るためにある、そして経済は文化を側面から支えるためにある。

三蔵法師孫悟空という軍事力を持っている、孫悟空三蔵法師を守るためにあり、村々を攻撃するためにあるわけではない。

 

類い希な多様な文化を持つ日本を守るのが軍事力の存在理由だ。

日本の自衛隊は他国を攻撃するためにあるのではない、日本を攻撃する勢力を追い返す、タダそれだけで良いのだ。

日本の自衛隊は今までにない、新しい軍事力の在り方を模索するべきだと思う。

 

確かに有事の際はアメリカが軍事介入する、そして多くのアメリカの若者達の血が流れる。

妻子供、恋人を持っている若いアメリカ兵の血が流れる。

間違っても彼らの流した血の上に、日本の繁栄を築くべきではない。

今、日本は新しい軍事力の在り方を模索するべきだと思う。