【女性と釣り】
女性は釣りに向いているか?
どうもそうらしい、悔しいことに。
以前は釣りは男の世界だ、ルアーフィッシングが人気を博すまでは。
作家、開高健もそのようなことをいっていた。
開高健氏が場所は忘れたけど海外で釣りをしていた、しかし釣れない。
追い込まれた開高健は、とあるバーで飲んでいた。
そして、側にいた若い白人女性に恥も外聞もなくあることを願い出た。
女性の「アノ部分」に生えている毛をもらいたいと申し出たのだ。
確かヨーロッパだと思うが地域は忘れたが、女性の陰毛を身に着けていると大釣りできるのだそうだ。
その迷信に開高健は懸けたのだ。
ナンか痛いほどわかる、釣れないときの釣り師は情けないほど落ち込む。
で、その白人女性は最初はビックリしたが、快く受け席を立ち例の物を持ってきてくれた。
開高健は謝意を述べ後日、目指す魚を釣り上げる。
また開高健は釣りガイドより、ガイドの奥さんの方が多く釣り上げるとも書いていた。
【メーター越えのスズキと奥方の格闘】
ある釣り雑誌の投稿欄を読んでいたときのことだ。
ご主人が釣り好きで、奥さんも釣りをしたいから連れて行けというのだ。
仕方なくシーバス釣りに連れて行くことにした。
ご主人の持っている道具はもったいなくて妻には持たせたくない。
で、ホームセンターで売っているロッドとリールがセットになった980円の道具を持たせることにした。
問題はこれからだ。
その奥さんの980円の初心者道具にメーター越えのシーバスが掛かったのだ!
ひん曲がるロッド、出て行くライン、でも奥方はエラかったあきらめなかったのだ。
しかし、シーバスがジャンプした、その瞬間ロッドは三本に折れた、三本に。
離れた場所でその現場を目撃した小学生は興奮気味にメーターを超えていたと証言してくれた。
ロッドに似合わないくらいのブットイ釣り糸は切れていなくて、たぐり寄せると確かルアーは付いていたと記憶している。
ルアーの語源は「誘う」「誘惑」とかの意味であまり書きたくはないけど、堕天使ルシファーから来ているらしい。
【男はバカなのか?】
話がズレた。
「誘う」にかけては女性の独壇場だ、敵うわけが無い。
女性が操作するルアーは妖しく動き、触った餌は妖しく光り出すのかもしれない。
それに比べ男共は戦争をオッパジメルし、月までいって石ころを持って来るは、無能の頂点に居る気がしてならない。
時代は女神の時代に入ったのかもしれない。
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開高健氏の釣りの本は結構読んだ。
オレもあんな身分になりたいと本気で思った。