【趣味と道具】
釣りの世界にはいろんな人がいる、ロッドにこだわる人、リールにこだわる人、ルアーをコレクションする人、趣味の世界なもんだから、それこそ人の数だけこだわりがある。
こんな人達がいるからこそ、釣り業界が成り立っているともいえる。
あれこれ批判するのではなく、好きにさせたら良いのだ、ホントそう思う。
リールの巻き心地にこだわる人もいる、だったらその事にトコトン突き進めば良いと思っている、下手に綺麗事を並べるから急に詰まらなくなってしまう。
好きな仕事でどんな貧乏生活を送ろうとも、本人が幸せならばそれでいいのだ。
逆に貧乏生活が嫌いで、お金が大好きだったら〝金儲け道〟を突き進めばいいのだ。
本人が好きなことをやることが、最高の幸せだと思う。
【ロリータファッションの少女】
以前にNHK教育TVで、ロリータファッションを扱ったドキュメンタリーがあった。
二十代前半の彼女はロリータファッションが大好きで、資金を得るためにアルバイトをしている。
少しでも時給が高いアルバイトをするため、人の嫌がる汚れる仕事や、キツイ仕事を選ぶ。
すべてはロリータファッションのためなのだ。
そんな彼女に一人の少女が会いに来る。
少女も同じ趣味があって、少女の悩みはロリータファッションは大好きだが、恥ずかしくって人前ではロリータファッションの服を着られないという人だった。
彼女は少女の悩みを聞き入れ、人のいない果樹園でロリータファッションの姿で歩こうと提案し少女も同意する。
良く晴れた空の下、人のいない果樹園をロリータファッションに身を包んだ二人は幸せそうに並んで歩いている。
オレはその二人の幸せそうな姿に、釘付けになった。
人のいない果樹園は異次元のように美しくその中、日傘を差してお気に入りのファッションで歩く姿は強烈な印象でオレの頭に染みついてしまった。
別れの時、彼女は少女に告げる。
「そんなにもロリータファッションが好きならば、ロリータファッションの服を着たまま電車に乗って帰りなさい。普段着の服を着て帰るか、ロリータファッションで帰るか、それがあなたの分かれ道だ」
確かこんな言葉だったと思う。
これは強烈な別れの言葉だった。
この言葉は少女と同時に、オレにも突き付けられた刃だった。
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【リンク先・ブラックラグーン】
アニメ、ブラックラグーンの一場面。
この場面が強烈に印象に残っていて、この状況で「趣味」が出てくるとは思わなかった
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【芸術だって最高の自己満足】
芸術、スポーツ、趣味なんか究極の自己満足だと思う。
人がなんといおうと関係ない、自分の意思によって選んだ道だもの・・・。
死んだ祖母がオレに何度もいった言葉がある。
「何やってもいい、ただし人の迷惑になるようなことはやるな」
「人の迷惑にならないなら、お前は何をやってもいい」と。