By The Sea

初めての渓流釣りの人へ、街の喧騒を離れ出かけよう

令和2年8月21日の渓流釣り (イワナ34㎝、ルアーはパニッシュ・フローティング・ミノー70㎜)

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久々の大物、ミノーはパニッシュ・フローティング・ミノー70㎜

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令和2年 8月21日

【場所】秋田県 藤琴川上流

【天候】曇り

【外気温】21度

【水温】15度(午前8時)

【水質】クリア やや増水

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 【気温低く曇り空での釣り】

外気温は21℃、昨日までは猛暑なのに今日のお山は無風で、昼なのに曇って渓流の上には霧まで漂っています。

渇水期なのに水量は豊富、いつもは楽々渡れる瀬の流れもきつく、単独行動では細心の注意が必要です。

 

ミノーから始めました、ミノーの反応が良くスプーンも試しましたが反応が良くありません。

ミノーだけで釣り上がることにしました。

メインのミノーはパニッシュ・フローティング・ミノー70㎜、カラーはヤマメカラー。

水深の浅い瀬ではパニッシュ・フローティング・ミノー55㎜、カラーは背中がグリーン。

【フローティング・ミノーの利点】

フローティング・ミノーの利点は、なんといってもその独自な動きにあります。

これはヘビーシンキング・ミノーではどうしても出せない泳ぎです。

それ故、ヘビーシンキング・ミノーではトゥイッチングを多用することになります。

 

けれども、一気に底まで行ける能力はフローティング・ミノーは逆立ちしても出来ません。

かなり水深のある所で、リールのベールを起こしたままヘビーシンキング・ミノーを落としてゆくとヤマメがフルスピードで突進してくることが何度かありました。

 

良くも悪くも流れの影響を受けるのがフローティング・ミノーです。

フローティング・ミノーの扱いに慣れてくると、少し泳がして止めると流されます、そしてまた泳がす、これを瀬の釣りで活用すると思いがけないところから、ヤマメやイワナが食いに出てきます。

この日、開けた大場所に来ました、川幅も広くそれなりのサイズも期待できる場所です。

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A点にキャストB点でヒット、水量も豊富

水量も多くいつもは浅い瀬尻でも、今日はそれなりの水深があります。

迷わず流心のど真ん中を狙うことにしました。

日差しも強くなく光量も少ない曇り空です、やる気のある魚はきっと流心に出ている、そう感じました。

 

【一投目で喰ってきました】

パニッシュ・フローティング・ミノー70㎜をロングキャスト、白泡が消えかかる少し上流に入れます。

白泡が消えた場所を通過、反応無し、更に流れの緩くなる場所を通過、喰ってきません。

更に流れの緩くなる場所でヒット。

一投目で喰ってきました、なんとヒットした場所でドッタンバッタンと暴れ始めました。

重量感がラインを通して伝わってきます。

デカイ、大物です、イワナの大物です。

思わずグリップを握りしめました、強く握りしめたためかグリップがしなっている感覚がします。

 

掛けたイワナは泳がずドッタンバッタン暴れていたため、流れに流され一気に距離が縮まります。

見えましたデカイ!、デッカイ!

イワナも私を認識したようです、一気に走り出しました、上流に走りそれ以上行けないと分かると、今度は下流に走ります、これを何度か繰り返しました。

そのつど距離を縮め、ネットの射程圏内に寄せました。

 

【ネットの準備をする】

ネットをベストの背中から離し、足下に浮かせておきタイミングをみてネットを掴み水中で待ち構えます。

一気に寄せてネットに入れました、入った!嬉しい瞬間です。

ベリーのフックが綺麗に口に入っています、三本とも刺さっています、こうなるとバーブレスでも簡単には外れません。

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シャッターを押す寸前暴れてミノーが顔の上にきてしまった

【フックはがまかつのトレブル17】

使ったフックはがまかつのトレブル17でサイズは8番、本当に良く刺さるフックです。

アワセをしなくても掛かる、そんな感じのフックです。

このフック、今シーズンやる気満々で8番サイズを50本揃えました。(笑)

近くの釣具屋さんでは売っていないので、広島のINX.label(インクス・レーベル)さんで処分価格で出ていたのでそこから買いました。

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(リンク先 INX.label(インクス・レーベル)ショップ、フィッシュ・イン)

www.fish-in.info

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サヨナラ、ボクは君を忘れない



さて、イワナのサイズです。

計測すると34㎝、頭の大きいイワナでした、久々の大物良い一日でした。

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イワナ28㎝、足下でようやく喰わせた

 

あとは28㎝のイワナを掛けましたが、これは急流のためかミノーを喰いきれず足下まで来たのを、ロッドを何度も左右に振りながらミノーを泳がし、ようやく掛けました。

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矢印はミノーを泳がせたコース、結構流れが速い場所

 

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 がまかつ トレブル17】

細軸で刺さりは一級品、カエシは必要最小限で刺さり優先だけど、これ以上カエシが大きいと逆に貫通力が落ちる。

ファイト中にフックが外れるのはカエシまで刺さっていないのが最大の原因。

カエシを潰すと一気に貫通力が上がり、そう簡単には抜けない。

自分は8番サイズを多用するが、10番サイズでも良い、14番のようなあまり小さなサイズはお薦めしない。

細軸のため刺さりは問題ないが、大物やファイト時間が長くなるとフックが開いてくるため、予備を持ち歩くのは絶対必要。

お薦めの一級品。 

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下の写真は14番

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